汚い空気は経済損失招く
生産性を上げる裏技なら誰でも知りたい。やることリストやトマト型タイマーから、瞑想法やはだしの効用まで、時間あたり成果を高めるコツは人気がある。その中でほとんど注目されていない行為がある。空気のきれいな場所で仕事や勉強をすることだ。
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ところが最近の研究で、大気汚染は加齢とともに病気を引き起こしやすくするだけではないことが明らかになってきた。子供の成長を妨げ、大人でも反応や思考が鈍くなって生産性にすぐさま影響が出るという。
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大気汚染が直ちに及ぼす影響は驚くほど大きい。
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イスラエルの高校生が粒子状物質の濃度が若干上がった日に受けた試験の結果は濃度が低い日より大幅に悪かった。
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肉体面への影響もやはり見過ごせない。
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子供の発育についても指摘が多い。例えば米国で一酸化濃度の高い地域に住めば、母親が1日に10本喫煙するより大きな影響が胎児に及ぶという。
試験成績を上げ、認知症の発症リスクを下げ、仕事の生産性を高める薬があれば大人気だろう。空気の質の改善がその薬なのだから飲まない手はない。
(令和元年9月23日日本経済新聞より一部抜粋)
健康な空気と暮らそう。
「呼吸する家」。呼吸する空気の健やかさ。
家族をつつむ空気の清潔さをもっともっと気づかうことができる。
そして、からだにふれる温度の健やかさ、やさしいあたたかさに包まれて家族の健康も育まれます。家族の健康を願い、水や食べ物を選ぶように。
これからは「空気」を選ぶ時代です。