エムズ通信 Aimss Journal

27年目の定期点検

修ちゃん日記

K様ではご新築より27年を迎えました。

今回で27回目の定期点検になります。

K様宅は幸津監督の実家です。

27年前の新築時には幸津監督はまだ小学校2,3年生。

そんな幸津くんがエムズに入社してくれるとは思いもよりませんでした。

ある日、突然に電話をくれてエムズの一員になってから15年を迎えます。

今では第一線で活躍する現場監督です。

むろん実家であるK様宅の定期点検も幸津監督が行います。

点検の第一は床下。

普段生活する場の不具合は目につきますが床下は見ることはまずありません。

でも、床下には家の重要な情報がたくさん詰まっています。

〇その最たるものはシロアリ被害

土台などがシロアリに食べられて被害を受ければ大変です。

土台は家の全荷重を支える重要なところ。

 

エムズの新築では昔からシロアリ駆除の薬剤散布はしていません。

劇薬を人が生活をする場に散布するのは危険だとの考えからです。

シロアリを薬剤散布により近づけなくするより、家づくりのしくみ

環境によりシロアリを近づけなくすることが大切だと考えます。

湿気をなくし、床下の通風を良くすることが一番です。

基礎コンクリートと土台の間に隙間を設けて床下の通風を良くしています。

「全周換気工法」といいます。

2センチの隙間を設けるために基礎パッキンと呼ばれる部材を基礎コンクリートと

土台の間に挟み込みます。

この商品が出回るまではコンクリートの上に直接土台をのせていました。

コンクリートは湿気やすく乾燥しにくいので湿気が土台に影響します。

土台が湿気ることによりシロアリ発生の元になります。

シロアリ発生を見つけるのは基礎コンクリートにシロアリ移動の道があるなしです。

蟻道といいますが、これがないかを点検していきます。

〇基礎コンクリートにひび割れが発生していないかも重要なポイント。

床下は通風よく外の環境です。

いくら床下のことはいえ異物が入っていれば大変です。

今回の点検でも小さなホコリはあるもののきれいな状態です。

 

「床組み」の仕様は27年前と今では少し変っています。

「床組み」を支える部材を「大引き」といいますが、この中に浮いている

「大引き」を下からささえるものを束といいます。

この時代以前は木で支えていました。

木であれば湿気やすくシロアリの被害も受けやすいので写真のような

樹脂でできた「プラ束」というものが普及してきました。

今では樹脂ではなくもっとしっかりした鋼製材に変わっています。

見えぬ床下で怖いのは漏水。

水漏れしていても何年も何十年も知らぬまま・・と言うこともありえます。

水道であればメーターが回って漏水の異常に気が付きますが排水管、ユニットバスの

漏水などは知るすべがありません。

ここK様ではもう10何年ほど前にユニットバスの底からポツポツと水漏れして

いたのを発見しました。

その後は注意ポイントとして確認していますが心配ありません。

27年目の定期点検も完了。

床下は異状なし。

トイレウォシュレットの漏水が見つかり交換依頼をいただきました。

これからもご安心して生活いただけますよう努めていきます。

 

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