鉄骨3階建て新築工事が始まりました。
まず地面を掘ってしっかりとした基礎造りから始めます。
基礎は重たい家をしっかりと支えて、その重さを地面に均等に伝える役割があります。
家の重さが分散され、均等に土地に伝わることにより家が安定して建つことができます。
地震時には家の強さも大事ですが、土地の状態、地面との接点がとても大切です。
大きな機械で土を掘る作業を見ていると大らかなように見えますがその仕事はデリケートです。
掘削、砕石敷均し・転圧、鉄筋組、コンクリート工事と各工事は設計仕様書通りに
正確な寸法を守ります。
鉄骨3階建てともなれば建物も大変な重量になります。
その結果、基礎造りも頑丈な工事になります。
1. 掘削
掘れば地面が少し荒れるので転圧機械でしっかりと地面を締め固めます。
これが大切です。
荒れた土の上に次の作業を進めるとわずかですが沈下の危険が伴います。
2. 砕石敷均し
この砕石敷均し工程は重要な役割があります。
砕石、これは鉄道の線路に敷いてあるものです。
この砕石は大変なしっかり者です。
電車が毎日、煩雑に線路の上を通っても乱れることなくしっかりと支えてくれます。
その働きは重さを支えるとともに力を分散して均一に地面に伝えます。
電車を支えるように大きな建物を、基礎コンクリートから伝わった力を分散して均一に地面に伝えます。
地味だけどしっかり者、ご家族を守る重要な働きをしてくれます。
厚さも均一にしてしっかりと転圧します。
「鎮物」おさめ。 工事の安全祈願をします。