「ほんまもんの木の良さを伝えたい」
「食の安全」とはよく言われるけれど、本当は住の安全の
方がもっと大切なのではないだろうか・・と言われる山一木材の
熊谷社長様。今のボンドづけの家づくりに危惧をいだいています。
2年前に会社訪問をさせていただいた感動が忘れられず、今回は
会社みんなで再訪問させていただきました。
山一木材様は創業70年がすぎる老舗の香川県を代表するような
材木屋さんです。今は3代目を継がれるお嬢様がいろいろな企画、
表現力で、家を建てられる一般のユーザーの方に「木」の良さを
知っていただけるようにと「木」のギャラリー、ショップ、喫茶
コーナーありと、丸亀の町からほど近い自然に囲まれた小高い山
の中の本社と併設して展開されています。とてもいい雰囲気です。
熊谷社長、3代目見習い中と言われるお嬢様が本当に木を愛され
ているのだと言うことが伝わってきます。
杉の木もたくさん扱われています。
見学中に杉フローリングがありました。
私:杉はぬくもりがあっていいのですが表面が柔らかくてお客様
に使っていただける機会は少ないのです。・・と
熊谷社長:その生活の中で付いた傷が思い出になりいいんですよ。
・・とのこと。なるほど、と思いました。
歌の中でも「はしら~の♪キズは~♫・・」とあります。
私も生まれた家には親が付けてくれていた背丈を測った傷が柱に
付いていました。あとから振り返ればかけがえのない思い出です。
自分の成長、親への恩。親ごころ・・いろんな姿が浮かんできます。
エムズでもみんなで力を合わせてこんな表現が出来ればと思います。
現場監督の幸津君もピース!!
見学のあとはお茶の時間です。
自然の中で時間を忘れてしまいそうです。
今日一日、至福のひとときでした。