子供の“体温調節機能”の発達に異変が・・と書いています。
加古川市の中学校にて「体温調査」をした結果、体温が35度台の
子は起床時にやや多いのですが、学校に行くとほとんどいなくなり
体温が上昇、37度を超える子供がどんどん増えて、下校時には、
クラスの半数が37度を超えてしまうという調査結果があります。
1日の「体温変動」がもっとも大きかった子は何と2.4度も変動しています。
これまでは、子供の1日の「体温変動」はせいぜい0.5度くらいです。
これは人類にとって初めて遭遇するからだの“発達異変”と書いています。
この“異変”の実態は、“能動汗腺”が十分に発達できないでいるといいます。
この“能動汗腺”の発達は「3歳までにどれだけたくさんの“汗”をかいたか」で
決まるそうです。
このことは子供から「汗をかかせる」生活を奪い、“体温調節機能”の発達に
とって大きな異変を起こさせているようです。
汗をかくことの大切さが書かれています。
近年、家の環境は過剰なほどに快適な温度環境をつくっていることも子供に
とっての弊害でもあるのでしょうか。
夏は夏らしく、冬は冬らしく。多少の暑い寒いを感じながらの生活が大切なこと、と
改めて感じます。家づくりにおいて四季折々の自然を感じ、自然とともに生活できる
環境づくりをしていきたいものです。