「呼吸する家」には建物の外周部に新鮮な
空気が流れる仕組みをしています。
新鮮な空気は地面近くの基礎部分より入って
きます。
その空気は壁に沿って上の方に向かって流れ
ていきます。屋根に向かいます。
この壁と室内とは微かな空気の動きがあります。
「呼吸する家」の大切なことです。
壁を伝った空気は屋根に向かいます。
ここから、屋根の頂上にある排出口に向か
って流れていきます。
夏、屋根が熱せられればこの通気層の空気は
軽くなり、自然と空気の動きが生まれます。
基礎から屋根に向かって流れる上昇気流です。
夏、熱く熱せられた屋根、壁の中にある空気
は屋根頂上に設けた排出口より出ていきます。
機械に頼らない自然の仕組みです。