札幌までの乗り継ぎの羽田にてきれいな富士山が見られました。
移動中になにげなく窓の外を見れば飛行機の向こうに何か白い山?
通り越して、もしや・・と引き返して眺めてみれば雪をかぶった富士山です。
千歳空港から札幌までは電車で移動。
座席にヒーターが入っていて、厚着をしていたので汗が出てきました。
札幌駅の近くに北海道大学があります。
研修まで少し時間があったので見学に行きました。
一面の雪、歩道も雪です。車道も雪、車が普通に走っているのに驚き・・
滑らないように・・と身構えて歩きますが、道行く人はまったく自然に歩いています。
驚きはサラサラの雪。 靴にもべとつかず普通に歩けます。
北海道大学は、クラーク博士、ポプラ並木を知るばかりです。
広いキャンパスに移動時間が気になります。
つい、早足になりやっとたどり着いたポプラ並木。
雪に埋もれた風景。 想像していた場面とはチョット違った感じ。
若葉のころはいいのだろうか? 紅葉の頃は・・・と想像します。
かんじんの住宅の研修です。 きれいな展示場。
道路も屋根も周りは一面の雪。
こんな厳しい環境の中、家の断熱は私たちとはまったく違います。
驚くべき断熱材、その厚さは尋常ではありません。
そういえば、北欧のスエーデンで見たのとよく似ています。
厚さは35センチあると言われます。
家の外は氷点下、家の中は20度の快適な環境。
そして、大切なことはランニングコストのかからないこと。
断熱性能を上げて、隙間をなくす施工、空気の循環を良くする換気計画。
そして、省エネ性の高い設備機器を使う事。
これらのことは程度の違いはあれど私たちができることでもあります。
エムズでは密閉住宅にならないような工夫、常に新鮮な空気のかよう
木の家「呼吸する家」に取り組んでいます。
断熱と共に大切なことは日射取得。
お日さまの光を取り入れて室内の床、壁などを暖めます。
蓄熱と言いますが、昼に暖められた床などが夜にその熱を
放出して室内の空気を暖めます。
徳島でも大切な断熱意識です。 こちらでは夏の熱遮対策も重要です。
帰りも時間があまりなくあちこちにはいけないので札幌市内を一望できる
JRタワー、38階に昇って冬の札幌を満喫しました。
有名なクラーク博士は日本で1年しか滞在していなかったというのを初めて
知りました。 それと、日本で初めてカレーライスを作ったと書いています。
黒田清隆氏の名前は知っていましたが、初めてその功績を知りました。
この人なくして北海道の開拓なし。
北海道開拓の歴史が書かれています。
知らないことがたくさんあり勉強になりました。