今年3月にお引き渡しをさせていただきましたS様。
先日、台風お伺いさせていただいた折に暮らしの様子をお聞きしました。
建物は鉄骨3階建ての2世帯住宅です。
木の家がご希望でしたが1階に駐車場スペースを広くとるので構造的には木造は無理で
鉄骨造りにしました。
骨組みは鉄骨ですが内部の仕様は「呼吸する家」と同じ自然素材、木をたくさん使った
健康にやさしい家づくりです。
生活をしているS様ご自身では日頃、木の香りは感じないけど、来客のお客様には
玄関に入るなり「ワア~木のいい匂いがする」と言っていただけるようです。
「呼吸する家」ではお客様より”空気が軽い・・”という言葉をよく聞きます。
建物の周りをいつも新鮮な空気が流れ、内と外とが微かな空気の移動があります。
このことにより室内には常に新鮮な空気に満たされています。
「食品庫に置いている野菜、ジャガイモに芽が出ているのを見ない」ということを
聞きました。
「以前のマンション、家ではちょっと置いていたらすぐに目が出てきていたんよ」と、
エムズの呼吸する家では空気がきれいなので野菜の芽が出にくいのです。
二酸化炭素濃度が高い室内は
植物が良く育つ?
なぜ?
因果関係を調べてみました。
食物の成長に必要なもの
1.二酸化炭素 2.水 3.光 4.温度
私 :芽が出やすいのと、出にくいのとの違いは何でしょうね?
S様:芽が出るのは野菜にやさしい環境なのでしょうね・・・
住宅の中など人間の住む環境おいては、二酸化炭素の濃度が外気より高くなっているといいま
す。二酸化炭素濃度のみを取ると、室内は成長促進に最適な環境であるといえるのかもしれま
せん。
一般的な二酸化炭素の濃度
屋外 350~600ppm
室内 1000ppm超えることも
[呼吸する家の室内 500~600ppm]
屋外と室内では、実に倍以上二酸化炭素濃度が高くなっています。
窓を閉め切った部屋、ガスコンロによる調理中で換気が悪い、人が密集した部屋などによって
条件が変わってきます。
近年、住宅の気密性が向上しています。
換気を十分にしないと室内の空気環境の悪化の原因になり、汚れた空気や二酸化炭素、揮発性
有機物質(VOC)ホルムアルデヒドなどの室内濃度が高まります。
二酸化炭素は空気より重いので床近くに滞留します。
※二酸化炭素:空気の1.529倍の重さ
最も影響を受けやすいのは赤ちゃんです。
床に近い所で過ごしているため、床が発生源になっている物質や、空気より重いガス状物質を
吸い込みやすくなります。
エムズの「呼吸する家」は家全体が呼吸しています。
きれいな空気に満たされ住む人の身体にやさしい家です。