CO2から資源「厄介者」の変身、はて?
何のことかと興味をもって新聞を見ました。
「経済的発展は海面上昇や気候変動、二酸化
炭素(CO2)はいしゅつなどの問題を生み
出した。今こそが創造的にその問題を解決す
るときなのだ」
18世紀後半の英国で進んだ産業革命から
今に至るまで大気や土壌の汚染などの環境問
題が世界各地で起きているが、今、地球が直
面する大きな問題が地球温暖化だ。その元凶
とされるCO2排出量は増加の一途をたどる
「汚染された空気を指輪にして販売」
オランダ人デザイナーのローズガーデル氏は
空気清浄装置で集めた粒子を圧縮・成型して
指輪にすることを発案。できたのが「スモッ
グ・フリー・リング」
こんな変身があるんだ・・と感心した記事で
した。
エムズは木の家づくりをすることでCO2の
削減、固定に取り組んでいます。
木は、その生長の過程で二酸化炭素CO2を
吸収します。今、地球温暖化対策が世界共通
の問題となっていますが、私たちが生活の中
で排出するCO2を吸収してくれているのが
森林です。例えば、自家用乗用車1台が1年間
に排出するCO2の量は約2,300kg。これは、
50年生の杉およそ160本が1年間に吸収する
CO2量に相当します[林野庁HPより]。
CO2の固定化
木が、植林されてから柱や梁といった建築用
材として使えるようになるまでには、50年以
上もの月日を要します。私たちの住まいに使
われる木は、50年に亘ってCO2を吸収して
きました。そして、50年間吸収したCO2は
、伐採されて建築用材となっても木の中に閉
じ込められています。これを「CO2の固定
化」といいます。つまり、木の家はCO2を
固定化した、環境にやさしい家だといえるの
です。
同じ木の家でも、遠い外国から運ばれてきた
木材で建てた家は、環境にやさしいとはいえ
ません。なぜなら、何千kmという距離を運
ぶためには大量の化石燃料が必要で、木が吸
収したCO2よりはるかにたくさんのCO2
を排出してしまうからです。