こんにちは!スタッフの桑村です。
「家づくりのこと」久しぶりの更新です(笑)
気付けば季節も更新。
少しずつ、暖かくなってきましたね。
先日、N様邸のお引き渡しに立ち会わせていただきました。
心地よい空気環境の中に、N様ご家族の喜びが合わさって、とーっても幸せな空間でした。
お引き渡しの際には「木を愉しむ家」の仕様説明をして、設備類の取扱説明書・保証書、
住宅瑕疵担保責任保険の保険付保証明書などをお渡ししています。
ところで「瑕疵」ってなかなか聞きなれない単語ですよね。
瑕疵とは、いわゆる欠陥です。
あってはならないことですが、万が一、土台や柱など家の構造耐力上の主要な部分に重篤な
欠陥が見付かったり、外壁や屋根などから雨漏りが発生した場合に、施工会社がその欠陥に
対する責任を負います。
これは施工会社の義務であり、保証期間はお引き渡しから10年と法律で定められています。
どんな家でも初めから「100%安心」とは言い切れません。
それは人の手がつくるものだからです。
しかし、施工会社には「ただ家を建てる」のではなく「その家で安心して快適に暮らして
いただけるように保証する責任」があります。
家の欠陥を放置すれば、やがて命に係わるような問題につながる、なんてこともあるかも
しれません。
だから施工会社にとって瑕疵担保責任保険への加入が必須なのです。
ちなみに自然災害による瑕疵は保険適用外です。
先述した通り、施工会社による瑕疵の法的保証期間は10年です。
「新築から数年内に雨漏りが発生し、施工会社に修理を依頼するも、のらりくらりと交わされて
結局修理してもらえず、最終的には連絡すら取れなくなり泣き寝入りした」
「そもそも施工会社がなくなっていた」という事例もよく聞きます。
それでエムズに修理を依頼される方も実際にいらっしゃいます。
大切な家とご家族を守るためにも、もしもの時はどこが保証してくれるのかをきちんと
確認しておくことをお勧めします。
ところで、実際に家のメンテナンスの重要性が増してくるのは10年を超えてからがほとんどです。
保証期間を過ぎても、安心で快適な住環境を保つためには、日頃からきちんとメンテナンスを
しておくことが大切です。
エムズではお引き渡し後1か月、3か月、6か月、1年、その後は毎年、電話やハガキでご案内の上
お施主様に点検の有無を伺い、必要に応じて家の床下から天井裏、建具の調子などのメンテナンスを
させていただいております。
新築だけでなく、リフォームもこれまでたくさん承ってきたからこその知識とノウハウがエムズには
あり、それを活かしたアフターサービスを得意としています。
家の完成はゴールではなく、むしろスタートです。
末永く責任をもってお施主様の大切な家をお守りしますので、ご安心くださいね。