こんにちは!スタッフの桑村です。
昨日は一日曇り予報だったので完全に油断して外出しました。
ところが。
晴れたよね、昼から。
ジリジリと油断した肌に刺さる日差し。
夏はすぐそこ。
以前、お問い合わせいただいたお客様。
「現在の家の内装は珪藻土。なので次に建てる家の内装も珪藻土が必須条件」とのこと。
分かります!
珪藻土の快適な空間に慣れてしまうと、もうビニールクロスには戻れない・・・
サラッとしているのに、どこか柔らかく、そしてやさしく心地良い空間を作り出してくれる珪藻土。
今回はそんな珪藻土の魅力をお伝えします。
近年、お風呂上がりの水分をサッと吸収してくれる快適なバスマットとしても人気な珪藻土。
店頭でも「実際に試してみて!」と珪藻土バスマットの横にスプレーが置かれてたりしますよね。
試したことありますか?
吹きかけた傍からスーッと消えていく水分、バスマットはすぐにサラサラ状態。
なぜそんなマジックのような現象が起こるのでしょう。
珪藻土は植物性プランクトンの化石と泥が堆積して岩石化したものです。
その中には0.1から1ミクロンほどの無数の孔が開いていて、その孔ひとつひとつが吸水性を
持っています。
だから水分をスーッと吸い込んで、サラサラの状態をキープできるんですね。
これが室内だったらどうでしょう。
湿度が高いということは空気中の水分量が多いということ。
この水分を珪藻土の壁の、目には見えない無数の孔が吸着してくれて、室内の湿気をコントロールし、
人間が「快適!」と感じる状態にしてくれます。
珪藻土のすごい所は、この水分を吸いっぱなしというわけではなく放出もできる、ということ。
湿度が40%以下になると水分を吐き出すというから驚きです。
この高い調湿力は備長炭や竹炭の4倍~6倍で、その効果は半永久的と言われています。
また寒い季節のお悩みNO.1の「結露対策」としても効果的です。
おまけに室内にこもる匂いも吸着してくれるので「朝起きた時に、まだ前日の晩ご飯の匂いが・・・」
なんてこともありません。
もちろんメリットばかりではありません。
デメリットとしては、珪藻土の壁は物をぶつけたりすると削れやすいこと。
ビニールクロスに比べて、汚れが落ちにくいこと。
小さなお子さんがいらっしゃるとおもちゃをぶつけたり、汚れた手で壁を触ったり、
なんなら落書きしてしまったりすることもあるかもしれません。
でも小さなお子さんこそ、自然素材の珪藻土に囲まれた空間で、アレルギーに悩まされることなく
すくすくのびのび育って欲しいなと思います。
幼少期を過ごす家で、お子さんの未来の心と身体が育まれます。
ホンモノに触れながら、感性豊かに健やかに育つ家。
機械に頼らなくても、自然の力で心地よく過ごせる家。
エムズではそんな家づくりをしています。
和紙クロス同様、リフォームで珪藻土を塗ることも可能です。
お気軽にご相談ください。