こんにちは!スタッフの桑村です。
4月なのに、夏の一歩手前のような気温。
今年も暑いんですかね~…暑いでしょうね~…
一年の内で冷暖房が必要な期間が、年々延びているように思います。
気になってくるのが光熱費。
家計を預かる身としては、できるだけ抑えていきたいところ。
そこで家計にも環境にもやさしい家として登場したのが「省エネルギー住宅(省エネ住宅)」です。
省エネ住宅とは、おうちの断熱性や気密性を高めて最小限の冷暖房で快適な室内環境が実現できる
住宅のこと。
日本の一般家庭での消費電力のうち、冷暖房が占める割合はなんと約30%!
もし各家庭でこの30%を削減できれば国中の電力の大幅な節約になりますよね。
そうすれば需要ピーク時でも安定した電力供給ができ、私達としても安心です。
その為、政府は「住宅に関する省エネルギーの基準」を設けて、補助金などを充実させることで
省エネ住宅の普及を推進しています。
「快適に過ごせて、光熱費は経済的、健康に配慮されており、尚且つ耐久性も高い」ことが
省エネ住宅のポイントです。
経済産業省資源エネルギー庁のHPにはこんな文言がありました。
『省エネで快適な住い作りの基本は、冬の主要対策「断熱」と夏の主要対策「日射遮蔽」です』
高い断熱性能で熱の出入りを極力減らして少ないエネルギーで冬を乗り切ろう!
日射を遮って、熱を取り込まないようにして少ないエネルギーで夏を乗り切ろう!
・・・といったところでしょうか。
ちなみにエムズのおうちの断熱については、先日もブログで記述したように、国の基準値を
下回っていて、省エネ住宅の断熱として、十分な性能を持ち合わせています。
「日射遮蔽」については、資源エネルギー庁によると
「一旦室内に熱を入れてしまうと、逆にそれを室外に排出することが難しいといえます。
そこで夏は、冷房機器の効率に影響を及ぼす直射日光による熱を室内に取り入れないように、
窓の遮熱対策を実施することが重要です」とのこと。
対策として特に効果的とされるのが軒や庇の工夫。
近年、軒や庇のない家が増えていますが、エムズは軒や庇はおうちにとって重要だと考えています。
軒や庇は太陽の位置が高くなる夏は日差しを遮って涼しく、太陽の位置が低くなる冬は窓から
日差しを部屋の奥まで取り入れることができます。
また、日除け効果が高いすだれやオーニング、外付けブラインドなどの「窓の外側につけるもの」は
内側につけるレースカーテンやブラインドに比べて3倍もの日除け効果があるそうです。
おうちの性能だけでなく、そういった後付けの工夫も、省エネ住宅にとって大切なんですね。
おうちのエネルギー効率を高めることは、そこに住む人の快適さのため、家計のため、
ずっと元気に過ごすため、未来へ負の遺産を遺さないため、地球環境を守るために、これからの
住宅にとってますます重要なカギとなってきます。
デザインを重視することも大切ですが、ぜひエネルギー効率についても重視して、理想の暮らしを
叶えてくださいね。