エムズ通信 Aimss Journal

快適な木の家、なぜ木の香りでリラックスできるのか?

家づくりのこと

こんにちは!スタッフの桑村です。

四国の梅雨明けももうすぐでしょうか。

入道雲を見ると「夏が来たな~」と感じます。

先日、木材の取引先からサンプルを送っていただいたのですが、緩衝材として袋に詰められた桧の

カンナ屑が入っていました。

袋を開けた瞬間、桧のいい香り!!ずっと嗅いでいたい!!

あ、これはまさに、あの有名な「フィトンチッド」では?と興奮しました(笑)

桧は木材の中でもフィトンチッドの含有率が高いそうです。

 

何度かブログでも触れましたが、木にはフィトンチッドと呼ばれる成分が含まれています。

この成分は木自身が虫や細菌などから身を守るために分泌しているもの。

その除菌・抗菌効果は抜群で、特に大腸菌や黄色ブドウ菌などに強く作用するそうです。

逆に人間にとってはリラックス効果をもたらすので、血圧を下げたり、脈拍を乱れにくくしたり、

自律神経を安定させてくれます

最近では日本でもフィトンチッドによるリラックス効果を活用して、病気の予防に役立てようとする

研究が進められているそうです。

飲み薬や点滴のように病気を直に治してくれるものではないけど、フィトンチッドを身近に感じる

生活を送ることによって、ストレスやアレルギーの緩和、免疫力の向上など、身体に嬉しい効果が

期待できそうですね。

ストレス大国と言われる日本、今後ますますフィトンチッドへの関心が高まるかもしれません。

では、どうすればフィトンチッドを身近に感じる生活が送れるのでしょう?

それは「木の家」に住むことです。

木は山での姿からカタチを変えても生き続けて、フィトンチッドを発散し続けます。

木の家であれば、このフィトンチッドの恩恵を受け続けることができ、家の中で常に森林浴を

しているような、清々しい生活を送ることができます

先述したように、フィトンチッドは自律神経を安定させてくれるため、睡眠の質も向上します

あるお施主様が「前の家では寝つきが悪かったのに、木の家に引っ越してからはよく眠れる」と

おっしゃっていました。

質の良い睡眠がとれれば、身体の緊張もほぐれて、心身ともに健康的な毎日を過ごせますね。

またフィトンチッドのリラックス効果によるストレスホルモンの減少で、ナチュラルキラー細胞が

活性化し免疫力が高まるんだとか。

ナチュラルキラー細胞とは免疫細胞のひとつで、体内の病原菌やウイルスを発見して退治してくれる

良い細胞。

この細胞が元気な状態だと、免疫力がしっかり働くそうです。

 

自然の力は偉大です。

その自然の力を借りて、快適に暮らせる環境をつくる

新建材や機械に制御された家とはまた違った豊かさが、そこにはあるはずです。

自然の力を感じながら過ごす毎日、想像しただけでワクワクしませんか。

 

 

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