こんにちは、スタッフの吉田です。
今回は、木が持つ最大の魅力ともいえる 「フィトンチッド」 の効果についてご紹介したいと思います。
森の中に入ると、ふっと肩の力が抜けるような心地よさを感じることがありますよね。
その理由のひとつが、木が発する揮発性成分 フィトンチッド です。
●フィトンチッドの効果
フィトンチッドには、次のような働きがあることが知られています。
・リラックス効果 - 自律神経を整え、心と体を落ち着かせる
・抗菌作用 - 細菌の繁殖を抑え、空気を清潔に保つ
・消臭作用 - 生活臭を分解し、空間をすっきりさせる
・精神安定 - 気持ちを穏やかにし、ストレスを和らげる
森林浴の心地よさの源とされるこの成分は、無垢材のある空間でもほのかに感じられると言われています。

●住まいの中でフィトンチッドを活かすには?
せっかく木が持つ良い作用があるのに、
その木の表面をビニルクロスで覆ってしまうと、木は“呼吸”ができません。
木は本来、湿気を吸ったり吐いたりする調湿作用や、フィトンチッドをゆっくり放散する働きを持っています。
しかし、ビニルクロスで密閉してしまうと、木の調湿性も、フィトンチッドの放散もほとんど発揮されないのが現実です。

●木が“生きて働く”仕上げが大切
私たちの家では、柱や梁、壁の下地となる木材の表面を 和紙や漆喰などの“呼吸する素材” で仕上げています。
これにより、木が本来持つ調湿作用がしっかり働き、フィトンチッドのやさしい香りや効果を感じられます。

このように、木がしっかり“呼吸”できる素材で仕上げることがとても大切です。
同じ木を使っていても、 壁の仕上げひとつで、家の空気の質や心地よさは大きく変わります。
家の中の“空気の質”を整えるために、素材選びもぜひ意識してみてくださいね。
毎日の暮らしの中で感じる心地よさが、きっと変わってきます。



