こんにちは!スタッフの桑村です。
先日、愛車を縁石に擦ってしまいました。
通り慣れているはずの道なのに、ふとした拍子に「ガガッ!!!」。
痛い授業料発生。
ハンドルを握る以上は、どんな時も気を引き締めておかなければいけませんね。
気を付けます。
現在、新築施工中のS様邸とN様邸は長期優良住宅の認定を受けています。
長期優良住宅とは、長期にわたり安心・快適に暮らせる高品質な家のこと。
耐久性はおよそ100年、地震に強くて、将来リフォームしやすく、省エネで、メンテナンスしやすい
などといった条件があります。
日本の木造住宅の耐久性は30年程度と言われている昨今、100年の耐久性を得るためには
どんなことに気を付ければよいのでしょうか。
家の耐久性とは、家の主となる部分(構造材、外壁、設備、基礎など)が外からの物理的、
生物的、化学的な要因に対して、どのくらい持ちこたえることできるかを示す性能のことです。
物理的なものとしては熱、水、光など、生物的なものとしては腐敗、シロアリなどがあります。
また、化学的なものとしては大気の汚染などが挙げられます。
これらにより家は少しづつ劣化していきます。
先述したように、現代の家の耐久性が30年程度ということは、20代で家を建てたとして、
定年前にはもう一度建て替えるか、大規模なリフォームをしなければならない可能性が出てきます。
実際に、定年時の退職金で建て替えやリフォームをしなければ住み続けることが難しいような家が、
現代の日本には増えています。
人生100年時代と言われ、家に住む期間が長くなった今、耐久性が低い家を建てることはリスクが
高いと言えますね。
そうならないためには、劣化しにくい材料を使うのもいいのですが、設計の仕方や、建てた後に
定期的にメンテナンスをすることがカギとなります。
構造の劣化防止メンテナンスとしては「空気の淀み」をつくらないことが大切です。
床下や屋根裏も含め、風通し良くすることで、シロアリやカビ、防腐を防ぎ、構造が
劣化しにくくなります。
エムズの家は壁内に空気の通り道を設け、常に家のまわりを空気が循環しているつくり様です。
そうすることで、床下から天井まで常に新鮮な空気が流れ、淀みが発生しません。
設備の劣化防止メンテナンスとしては、点検や修繕がしやすいように配管などは基礎の上に出して
おくと便利ですね。
エムズでは、どれがどの配管なのか、すぐに分かるようにしています。
屋根や外壁など外部の劣化防止メンテナンスとしては、10年~20年ごとに塗装をして雨風、埃、
紫外線から家を守ってあげましょう。
コーキングも重要です。
屋根や外壁、コーキングが劣化すると、劣化した部分から雨風が入り込み、壁内の断熱材や構造に
悪影響を及ぼします。
そうなると修繕費用も高額になり大変です。
定期的に塗装をすれば屋根もこの通り、まるで新築。
これでまた存分に家を守ってくれますね♬
エムズでは外壁に継ぎ目を必要としないジョリパット仕上げを採用しています。
ジョリパットはそれ自体の耐久性が高く、なんといってもコーキングレスなのが良いところ。
家の耐久性が高ければ、大規模なリフォームや修繕の回数を減らすことができます。
耐久性が低く「何度も何度も修繕を繰り返しながら、どうにか住んでいる」というのではなく、
耐久性が高く「適度なメンテナンスと劣化した部分だけ直しながら安心して住んでます」の方が
そこに住むご家族にとっても、その家にとっても、幸せですよね。
安心して暮らせて、ランニングコストやメンテナンスコストを抑えるためにも耐久性は重要です。
そして何が起こるかわからない将来のためにも。
ハウスメーカーや工務店の定期点検を上手に利用しながら、家を長く大切にしてくださいね。