エムズ通信 Aimss Journal

今だから考えたい、リノベいう選択肢

家づくりのこと

こんにちは、スタッフの吉田です。

物価が上がり続ける中、弊社にも各メーカーから値上げのお知らせが毎月のように届いています。

建築資材や設備機器などの価格上昇により、新築住宅にかかる費用も以前と比べて大きくなりました。

さらに住宅ローンの金利も上昇し、「家を建てたいけれど、予算が心配」という方も多いのではないでしょうか。

そんな今、私たちが改めておすすめしたいのが、

「中古住宅を購入して、自分たちらしくリノベーションする」

という家づくりです。

 

リノベーションとは? ― 暮らしに合わせて「つくり替える」

リノベーションとは、古くなったものを単に新しくするだけではありません。

今ある建物を活かしながら、間取りや内装、設備、断熱性能などを見直し、これから住む人の暮らしに合わせて住まいそのものをつくり替えていくことです。

たとえば、細かく仕切られていた壁を取り払い、光が入り、風が通る広々としたLDKへ。

外壁や屋根、窓などにも手を入れれば、外観の印象も大きく変えることができます。

 

「中古住宅」と聞くと、古い間取りや内装を思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも、きちんと手を入れれば、内装も外観も新築さながらに生まれ変わらせることができます。

そして、すでにある基礎や柱、梁など、使えるものを上手に活かすことで、新築よりも建物にかかる費用を抑えられる場合があります。

その分、無垢の床や造作建具など好きな素材にこだわったり、断熱や耐震に予算をかけたり。

全部を新しくするのではなく、

かけるところには、きちんとかける。
活かせるところは、上手に活かす。

そんな家づくりができるのも、リノベーションの魅力です。

 

でも、リノベーションは難しい。

ここまで読むと、

「中古住宅を買って、きれいに直せばいいんだ」

と思われるかもしれません。

でも実は、リノベーションは新築以上に建物に対する知識と経験が必要になる仕事だと私たちは考えています。

新築は、何もないところから図面通りにつくっていくことができます。

一方リノベーションは、今ある建物を読み解くところから始まります。

そして、何より大切なのが、その建物が本当に「活かせる家」なのかを、最初にきちんと見極めることです。

中古住宅は、一見するときれいに見えても、床下や壁の中、屋根まわりなど、普段は見えないところに傷みが隠れていることがあります。

雨漏りや長年の湿気によって柱や土台が傷んでいたり。

基礎や構造そのものに大きな問題を抱えていることもあります。

いくら内装を新築のようにきれいにしても、その家を支える躯体が傷んだままでは意味がありません。

躯体の劣化具合を調査し、柱や梁はどこまで残せるのか、耐震性を高めるには、どこを補強するのか、断熱材はどこまで入れ直すのかなど検討していきます。

 

 

また、新しくする部分と既存の部分のおさまりも重要です。

たとえば、サッシや屋根、外壁まわりの工事は適当に工事すると雨漏れの原因になります。

古い部分と新しくつくる部分を、どこで、どうつなぐのか。

こうした部分は、完成してしまえば見えなくなることも多いところです。

でも、長く安心して暮らせる家になるかどうかは、むしろそんな「見えなくなる部分」に左右されます。

リノベーションでは、デザインや間取りだけでなく、建物そのものをきちんと見られる知識と経験が欠かせません。

だからこそ、「どんな家にするか」と同じくらい、「誰とつくるか」も大切にしてほしいと思っています。

 

 

「中古だから妥協」ではなく、「リノベならではの家づくり」

中古住宅のリノベーションは、単に新築より費用を抑えるためだけの方法ではありません。

立地の選択肢が広がったり、新築では予算的に難しかった素材を取り入れられたり。

古い家の柱や梁をあえて残して、新築にはない味わいのある空間をつくることもできます。

新築住宅の価格が上がっている今、「中古住宅+リノベーション」も家づくりの選択肢のひとつ。

これから家づくりを考える方は、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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