こんにちは、スタッフの吉田です。
主婦になってつくづく感じるのは、水廻りの仕事が本当に多いこと。
朝から昨日の洗った食器を片付けて、朝食を作って、洗いものして。
子供の顔を洗って歯磨き、脱いだパジャマや各タオル類回収して洗濯まわして干して、ごみ集めて出しに行って手を洗う。
座る暇もなく常に動いている状態です。
そして一番使う場所はキッチンと洗面室。
朝だけでもこれだけキッチンと洗面室の行き来があります。
①洗面室との動線
このプラン、建売で広告に入っていた実際のプランです。
まとまった間取りですが、先ほどの動線を考えるとどうでしょうか?
キッチンと洗面の行き来がしにくそうですよね。
子供が洗面やお風呂で呼んでいても気付かないでしょう。往復するのも大変。
つまりキッチンは洗面室と近いほうが動線が短くなり家事がしやすくなります。
もちろん、絶対に洗面が近いほうが良いわけではありません。
パントリーやファミリークローゼットといった家事室に準ずるものを経由する場合もあります。
つまり「洗面とキッチンが家事動線として繋がっていること」がベスト、ということです。
上の図のようにただただ配置が悪くて廊下が長いだけ、ではもったいないですね。
できるだけ洗面室はキッチンからの動線を意識して配置することをおススメします。
②キッチンの方向
キッチンはどんなタイプがお好きですか?
壁付け、対面、コの字、アイランド、いろいろありますよね。
エムズでの今までの割合でいうと、腰壁を付けて対面にするパターンを選ばれた方が8割ほどでした。
腰壁を付けたい理由は手元を隠したい!というのが一番の理由ですが、実はキッチンの配置や方向次第では意味がなくなってしまうことも…。
こちらはこの前近くの分譲地にモデルハウスとして出ていた間取り↓
なにが問題かというと…
リビングに入ってくるとき、キッチンの中が丸見えなんです。
キッチンの上の洗い物や、下に置いているもの、ごみ箱や床の汚れ、すべて見えてしまいます。
訪問してきた人達にキッチンの中が丸見えになるの、なんだか嫌ですよね。
キッチンのごちゃごちゃしたところは見られたくない、目線が気になる、という方は、リビングや訪問者の動線に向けて腰壁を付け、キッチンの内側が見られないように配置することをおすすめします。
以上、今回はキッチンの配置についてのお話でした。
キッチンはこだわりたいポイントがまだまだあります。
また次回ご紹介させていただきたいと思いますので、ぜひ家づくりの参考にしてみてください(^^♪