こんにちは、スタッフの吉田です。
先日の設計ブログでは、「エムズの平屋」の外観ポイントをご紹介いたしました。
外観だけではありません、エムズのこだわりポイントはまだまだ沢山あるんです(^^♪
その中で、今回はこの平屋の間取りで最も特徴的な部分、
「自転車置き場」についてお話したいと思います。
●ヒアリング
今回、エムズの平屋に住まわれるお施主様のご趣味が自転車だったので、
ご要望としては、
・自転車をメンテナンスできる場所を作りたい
・自転車を玄関近くに置けるようにしたい
という点があがりました。
ご夫婦そろって自転車がご趣味とのこと。とっても素敵ですよね~!
大切な自転車をしっかり収納できて、かつ動線もよく使いやすい空間にするために間取りを考えました。
●自転車をメンテナンスできる土間
自転車をメンテナンスする場所は、
①雨がからず収納して鍵ができる
②収納棚を設けたい
③汚れるので水洗いできるようにしたい
という点から、土間にして玄関の近くに設けました。
リビングと開放的に隣接して一体的に使用できる土間や、シューズクロークのように玄関と行き来できるタイプの土間もありますが、
今回は、
①玄関や部屋内から行き来はしない
②オイルの匂いが気になるため壁でしっかり隔てたい
③外から直接入れて独立させた部屋が良い
とのことだったので他の部屋との連続性は無くし、趣味の自転車を個室でゆっくりメンテナンスできるような空間にしました。
●雨に濡れない自転車置き場
もう一つのポイントは、軒下です。
土間にも自転車を収納できますが、4台自転車をお持ちで、毎日の通勤にも自転車を使用されているとのことだったので、外にも置けるように軒を深く出してそこに2台ほど置けるようにしました。
玄関と隣接しているので、雨の日でも濡れずに鍵をかけて玄関まで行くことができます。
●設計段階で考える必要あり!
普段注目されにくい自転車置き場ですが、設計段階で考えておく方がおすすめです!
どこか空いたところに停めたらいい~と思っていると、いざ完成してから置くスペースがない!!となることもしばしば。
最近マイホームを建築した知人も、自転車を置くスペースを考えずに建ててしまい、子供が大きくなるにつれて自転車も2台、3台と増え、無理やり駐車場に置いた結果、自転車が邪魔で駐車がすごく大変になったとぼやいていました。
確かに、子供って10歳くらいを過ぎたら行動範囲が広がって大人と同じようなサイズの自転車を乗りますし、自転車×人数分となると幅も取りますよね~。
また、自転車が濡れないようにと付けるサイクルポート(屋根)も、デザインはピンキリです。
ものすごく安っぽいものから、スタイリッシュなものまで。ただし金額は倍以上違ってきます。
最後の外構の時につけようと思っていたけれど、費用を抑えるためにサイクルポートが微妙なデザインになってしまった~!ということもあり得ます。
せっかく外観をカッコよくしても、カーポートやサイクルポートが微妙だと台なしですよね。
そのためにも、自転車の置き場や台数といったところは設計の段階である程度決めておくことをお勧めします。
詳しくは以前のブログ、「自転車はどこに置く?」でも取り上げておりますので、ぜひをご覧ください。
自転車はどこに置く?見落としがちな自転車置き場 | 株式会社エムズ (aimssinc.co.jp)
以上、エムズの平屋のポイント、「自転車置き場」でした!
まだまだ続きますので、ぜひ次回もご覧いただけると嬉しいです(^^♪