こんにちは、スタッフの吉田です。
今回の設計ブログでは、「門柱」についてご紹介したいと思います!
お家の顔となる玄関までのアプローチ、門柱があると玄関前のクッションになり、奥行がでて外構がおしゃれになります。
道路から玄関まで距離がある場合や、敷地が広い場合など、ぜひこの門柱をエクステリアで採用してみてはいかがでしょうか。
●門柱とは?
門柱は玄関先にある独立した壁状の構造物で、ポストやインターホン、表札などを取り付けたり、道路や隣家との境界を示したり、外部から住宅の様子が丸見えにならないよう目隠ししたりといった役割を持ちます。
門柱には主に「機能門柱」と「造作門柱」の2つのタイプがあります。どちらのタイプを選ぶかは、予算やデザイン、必要な機能によって変わってきます。
「機能門柱」とは?
機能門柱は、表札やポスト、インターホンなどが一つにまとめられた既製品のタイプです。
限られたスペースでも対応しやすく、外観がスッキリとまとまるのが特徴です。また設置が簡単で施工期間も短くて済みます。
ただし、既製品という特性上、サイズや形状の制約があり、カスタマイズの自由度が低く、個性的なデザインを求める場合には不向きです。
機能やデザインによって価格に幅があるため、予算に応じた選択が必要です。
「造作門柱」とは?
造作門柱は、ブロックやレンガなどを積み上げて作るオーダーメイドの門柱です。
素材やデザインを自由に選べるので、自分だけのオリジナル門柱を作りたい方にぴったりです。
例えば、天然石やタイルを使用することで、高級感や重厚感を演出し、家全体の印象をより格上げすることができます。
また、建物の外観や庭の雰囲気に合わせてカラーや質感を調整できるのもメリットです。
ただし、材料費や施工費が高くなりがちで、現場での制作が必要なため施工期間が長くなります。そのため、時間やコストを考慮した計画的な準備が求められます。
たとえば、モダンスタイルの家には、石目調のタイル、コンクリートを活用したデザインの門柱がよく合います。
エムズのような和モダンの場合も、和の雰囲気と調和しながらシャープなイメージを出してくれます。グレーやブラックといった落ち着いたトーンの色を選ぶと、洗練された印象を与えられるでしょう。
門柱単体が目立ちすぎないよう、全体のデザインバランスを意識して選ぶことが大切です。
●エムズの提案する門柱
エムズでは外構も含めて自社でデザインしております。
門柱は機能性やアプローチ方法、コストを考慮して、機能門柱か造作門柱かを決めております。
でもおすすめしたいのはやはり造作門柱!
仕上がりに高級感があり、エムズの和モダンの家との相性が抜群です。
①素材にこだわり
素材は門柱のデザインに大きく影響してきます。
素材ごとに異なる特徴があり、それによって門柱全体の雰囲気や機能性が大きく変わります。以下に主な素材とその特徴をご紹介します。
・コンクリート:シンプルでモダンなデザイン向け。耐久性があり施工が容易。少し殺風景なイメージになるため、杉板の模様を入れて柔らかい雰囲気にすることもあります。
・ジョリパッド(塗り壁):カラーや質感を自由に表現可能。外壁と一体感を出せますが、雨の汚れなどで見た目が悪くなることも。軒下など雨が直接かからない場所にすると良いでしょう。
・タイル:カラフルなデザインやシックなスタイルまで対応可能です。掃除がしやすく耐久性が高いところがポイントです。種類が豊富なので、和にも洋にも対応できます。
耐久性やメンテナンスの手間も考慮するとタイルが一番おすすめです(^^♪
②照明にもこだわる
門柱に照明を取り入れると、夜間の視認性が高まり、防犯性が向上します。
また、ライトアップにより門柱の立体感が強調され、昼間とは異なる表情を楽しむことができます。
表札を照らすパターンや、門柱全体を直接あるいは間接的に照らす方法があります。
③植栽を活用する
門柱周りに植栽を配置すると、さらにおしゃれになります。
シンボルツリーや中低木を配置すると立体感が生まれ、植栽と門柱の高さのバランスをうまく取ると印象的な魅力あるアプローチとなります。
また、植栽だけでなく、ロックガーデンや石を組み合わせるのもおしゃれです。
以上、門柱についてご紹介でした!
間もなく展示会をいたします「エムズの平屋」でもこの造作門柱を採用しております!(^^♪
ぜひ展示会にお越しいただき、ご覧いただけると嬉しいです!