こんばんは! 齋藤です。
Y様では新築より18年を迎える別荘の定期点検を
しました。会社から約45分の道のり。
佐那河内の山の中にあります。
山の緑に囲まれた中で最高の立地です。
猿も近くまでやってくると言われます。
18年が過ぎ建物も周りの環境にすっかり溶け込んでいます。
19年前に計画の話を聞き、初めて訪れたときのこと
を今でも思い出します。
山を切り崩して造成はできているものの、その建築
地は車が横付けできる道路からまだ、20メートルほ
どもある山の上です。
電気はないし、水はなく・・
まわりは山と斜面。
・・・でも、やりました。
あれから18年がたち、Y様には休日、ゆっくりとし
た時間を自然の中で楽しんでいただいております。
点検で一番気になるのは床下です。
この山の中で一番の気がかりはシロアリ対策でした。
工事中、地面に打ち込んでいた杭をしばらく放置して
いると抜いたときには、たくさんのシロアリがついてい
ました。
そんな状況でもご家族の健康のことを考慮してシロアリ
の薬剤散布はしませんでした。
・・とはいうもののこんな環境、一抹の不安はあります。
でも安心! 今回の点検でも心配はありませんでした。
シロアリはその被害になる根本をなくせば大丈夫だとい
うことです。
床下の通風をよくし、湿気のこもる場をつくらないとい
うことです。
結果、シロアリの形跡は見られませんでした。
ホッとひと安心です。
ほこり、小さな虫の残骸はたくさんありますが。
幸津監督は真っ暗で狭い床下の中を床鳴りの原因となる
束の緩みはないか一つ一つチェックしていきます。
2階からは広いデッキにつながっています。
建物とは山の高低差を利用してつくりました。
木の橋でつないでいます。
デッキには長いテーブルを設けて紅茶を楽しん
だり食事もできるようにしています。
デッキからは大川原高原の山並み、下界の風景
がきれいに見えます。
夜は真っ暗闇。
満天の星が輝いています。
18年が過ぎ電気温水器の不具合でお湯が沸かないこと、
サッシの上部ゴムの緩みの2点、メンテナンス依頼をい
ただきました。
これからも末永くY様に豊かな時間を過ごしていただけ
る別荘でありますよう努めていきます。