エムズ通信 Aimss Journal

エムズの正心誠意

施工現場日誌

今日は平成11年新築のK様、平成23年新築の

H様の定期点検日でした。

K様は平成11年から23年を迎えました。

K様宅は幸津監督の実家です。

幸津君は建築当初は小学校でした。

縁があり21歳の時に入社してくれ今11年目

を迎えます。

 

今回の点検重要ポイントは床下です。

家の中、生活しているところは普段目に

して不具合があればすぐにわかりますが

床下は見ることもできません。

狭くて、暗い床下ですが山本監督は身

動きもままならない中で丹念に点検を

していきます。

 

床組を支える束はこの頃は樹脂で出

来ていました。

束はそれまでは木で作っていました

大工さんが高さを調整して入れてい

たのですが、切った木では微調整が

できません。また、木で作っている

のでシロアリの発生原因にもなりま

す。

そこで、こうした樹脂の束が開発さ

れこの頃から業界全体が束といえば

こうした既製品を使うようになりま

した。

シロアリに食べられることもなく、

床鳴りの原因を抑える微調整もで

きます。

山本監督は緩みがないかチェック、

一つひとつ調整していきます。

23年が過ぎたとは思えぬほどの床下の状態

です。少しホコリがあるとはいえきれいな

状態です。

たまにクモの亡骸があります。

こちらは平成23年から11年を迎えたH様邸。

床を支える束は鋼製に変わってきました。

こうして緩みはないか傷んでいないかと一つ

ひとつチェックしていきます。

床下点検の重点ポイントは5つ

1.床鳴りの原因となる束の緩みはないか

2.基礎の亀裂はないか

3.シロアリの発生はないか

4.水廻り、排水廻りの漏水はないか

5.木組み、床組の割れ、不具合はないか

をチェックします。

ユニットバスの下、配管状態。

今まで、29年の間に2回漏水を発見しまし

た。もし、こうした床下点検をしていなけ

らばと思うと怖くなります。

日頃、生活をしている中で目にすることもな

気にもならない床下ですが家の要となる所

です。漏水があっても、他何かあっても気が

付くのは最悪の状態が外に表れるようになっ

てからです。家を支える基礎、土台、床組に

シロアリが発生すれば取り返しのつかないこ

とになります。

 

家の症状も人の健康も同じだな・・と思いま

す。

私もそうですが、定期検査はめんどくさい、

何かあっても病院に早めに駆けつけるとい

うことはありません。

・・・結果、ことがあれば・・・

早期発見、早期対処が何より大切です。

ご縁があって家づくりのお手伝いをさせ

ていただいたこの家をいついつまでも

お守りさせていただくことが

エムズの正心誠意です。

 

 

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