マイホーム資金計画を立てるのであれば、 家の収支を把握しておくことが大切です。
「家計」収支で見る将来の住宅像は?
床面積あたりの経済のグラフを見てみましょう。
光熱費のところが収入60.4に対して1.0の比率を占めています。
では床面積を120㎡として計算してみると、
となります。
収入7,248,000円に占める光熱費は120,000円。
一方で、医療費、教育費は1,620,000円と1,008,000円と高額。
省エネ住宅、高性能住宅、とはよく聞きますが、
光熱費を低く抑えるために「高断熱・高気密・省エネ」といった性能を追い求めていても、
支出の比率から言えば、実は光熱費などは他の支出から比べればわずかなものなのです。
それ以上に重視すべきは医療=健康、そして教育。それらを支える環境。
・・・住宅をつくる目的は?・・・
「健康・快適」に過ごせる。
だから「学びたくなる」「働きたくなる」
そんな環境をつくること。
性能にこだわりすぎるがため、本来のおうちを作る目的を失わないよう注意が必要です。