台風10号の進路が気になります。
お盆休みになるので気がかりは大きくなります。
各現場での台風対策は万全にしていますが目が離せ
ません。
お盆休みに台風10号が来そうですが出動準備はOK!
「呼吸する家」の重要ポイントは空気の力を生かして
生活の中の環境を整えることです。
常に新鮮な空気と触れ合うことが家の長寿命化、室内
の空気をきれいにしてご家族の健康を守ることに繋が
ります。
「自然素材の呼吸する家」では
①室内を常に新鮮な空気を満たすこと
②冷えをつくらないということ
が家づくりの根本です。
床、壁、屋根にそれぞれに役割を持った空気の層を
設けます。
1.床下では家の全周を新鮮な空気が流れています。
床下の湿気はシロアリ発生の原因の第一です。
床下の通風を良くして床組などに国土交通省推奨の
特定樹種であるヒノキ材を使えばシロアリの発生
原因は無くなります。
(建築基準法では地面から上部1メートルまで室内
側、室外側に防蟻処理を義務づけられていますが
特例があります。)
エムズでは20年ほど前から床下のシロアリ駆除の
薬は散布していません。
人間の生活する場に劇薬を散布するのは危険です。
2.床暖熱
床下を常に空気が流れているので床断熱は重要です。
特に冬場は床下からの冷えがこたえます。
床材と下の断熱材との間には25ミリの空気の層を
設けています。これは理由が2つあります。
一つは床材と断熱材が接着していれば結露の原因と
もなります。
二つ目は空気の保温材としての力を利用することです。
空気はとても性能のいい断熱材になります。
使用する断熱材と空気、2重の断熱性能が期待できます。
2、壁・屋根の全周通気工法
新鮮な空気が地面近くにある入り口から外壁を伝って
屋根に流れていきます。屋根ではテッペンに設けてい
る排気口から熱気を排出します。今のような暑い時に
は自然と上昇気流が発生して空気の動く速度も速くな
ります。外壁に受ける熱射、屋根で受ける厳しい熱射
を空気の流れで熱気を外へ運び出して室内で受けるの
ダメージを和らげてくれます。
T様では外壁材(デラクリート)施行中です。
田中さん、とても重たい外壁材を一枚一枚丁寧に張って
くれています。この暑い中ただただ感謝です。
この頂上につくる排出口から熱気が出ていきます。
今、K様では屋根工事の真っ最中です。
ガルバニウム鋼板もこの暑さで焼けて仕事も大変です。