エムズ通信 Aimss Journal

職人の技

施工現場日誌

エムズの自然素材の「呼吸する家」での外壁仕上げの多くは左官屋さんによる塗り壁、

ジョリパット仕上げ。

鏝で塗る作業は手間がかかりますが仕上がりは「木の家」にはよく似合います。

ジョリパット仕上げの大きな特徴は外観が美しいこと、外壁面が継ぎ手がなく仕上がります。

外壁の一番の劣化原因は防水材として使われるコーキングの劣化だと考えます。

ジョリパット仕上げの過程ではコーキングをしてからその上にジョリパット材を塗るので

コーキングはジョリパットで保護されています。

このコーキングが表面に現れていなければ劣化速度は緩やかになります。

結果、美しい外観を保ちながらメンテナンスサイクルは長くなり、初期コストは少し高い

けどトータルコストは安くなります。

 

 

【エムズではなぜサイディングを使わないか?】

将来のメンテナンスを考えてのこと。

外壁材で多く使われているのはサイディングと言わている板状の外装材です。

コストが安価に抑えられて工期が早いという大きな特徴がある。

そのために今では外壁材の中でも一番多く使われています。

サイディングは工場生産されたパネルです。

現場ではこのパネルを張り合わせていくだけなのでスピードはあります。

でも、大きな問題があります。

サイズが決まっているものを張り合わせていくのでカ所・カ所で多くの継ぎ手が発生します。

そして、継ぎ手を埋めるために縦、横に防水処理をしているのがコーキング材です。

外装はまだきれいなのに、このコーキングの寿命が短いのが大きな欠点になります。

外壁の傷みの一番の原因はコーキングの劣化です。

コーキングは3・4年もすれば「ひび割れ」が発生しだし、10年もすれば特に雨風、日差し

の影響を強く受ける南面、夏の西日の影響の強い西面の壁などはコインが入るほどに

筋状に亀裂が入っている場面をよく見ます。

この亀裂から外壁の内側に雨水が進入し、長年放置しておけば外壁下地の木部の腐り、

ひいては家の中への雨漏りの原因になります。

また、外壁表面も工場での塗装で仕上がっているので劣化は進みます。

結果、コーキング、塗装とメンテナンスサイクルは短く13年から15年ほど・・

(メンテナンスをせずに20年も長く放置しているお宅も見られますが家に対するダメージ

を大きくするばかり、医療でも早期発見、早期治療が大切といわれています。)

初期コストが安くても将来メンテナンスに多額の費用がかかれば家の人生、トータルコスト

で考えれば、メンテナンスサイクルの長いものよりは結果、コストは高くつきます。

 

10月25日(日)のメンテナンス教室ではコーキングのひび割れによる被害状況の話も

写真を交えてお話しさせていただきます。

安心、快適に暮らすためにもぜひ、お聞きください。

お待ちしています。

 

 

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