階段手すりは大工さんの腕の見せ所。
無垢の杉の木を使って柱、手すりと組み合わせます。
止付けは釘、ビス止めなどの金物にできるだけ頼らずに木の組み合わせ
によって作っていきます。
階段は斜めになり2階の廊下からは90度に折れ曲がって水平です。
とても難易度の高い経験を重ねた大工さんならではの手仕事です。
柱も段板に貫通させて昔ながらの「くさび止め」による固定方法をします。
木材同士を強力に固定する伝統工法です。
将来、手すりが緩んできても金づちでそのくさびを叩き込めば強力に固定できます。




手摺も上部手すりとの間に2本の桟が入ります。
これも斜めになっているので組み合わせるのはとても難しい。

まさに職人技です。
組み合わせを検討しながらホゾ(穴)を掘っていきます。
ビスなどの金物で止めるのであれば比較的に固定しやすいのですが。


次々と組み合わせていきます。
一カ所間違えばすべてがダメになります。


大工さんは真剣そのもの。


ガッチリと組み合わされました。
素材は無垢の杉の木
手触りも柔らかく気持ちがいいものです。
階段の上り下りには無意識に触ります。

木の手すりはデザインはいろいろ

階段手摺は少しモダンに仕上げるのにはアイアン手すり(スチール)にすることも
ありますが、大事にしたいのはあまりモダンすぎて家全体の木の質感を壊さないこと。
アイアン手すりでも上部には杉の木を使います。





