家づくりにはたくさんの職種、職人さんのお世話になります。
大工さんの仕事も大詰めです。
今日は階段手摺を作ってくれています。
エムズでは建材の既製品はほとんどなく自然の素材を使った手作りの家づくりです。
階段手摺は杉の木でつくります。
四角い杉の木をひと手間加え丸みを付けて手触り良く仕上げます。
手を掛ければかけるほどに愛着がわいてきます。
1階から2階までの曲がり階段。
ぐるぐると回って手すりの取り付けは難しいものです。
手すりは手でつかみやすく楕円形にしています。
そのうえに斜め、接続と複雑な要素が絡み合っています。
ここは宮竹大工さんの腕の見せ所です。
階段の上り下りの時につい手をそえます。
そんな時に杉の木ならではのやさしい木触りが伝わります。
キッチン取付け、家具職人さん
今、キッチンパネルの取り付けをしています。
垂直に決めた位置にピッタリと合わせてくれます。
タイルを張っているところも見かけます。
味わいがあってきれいですが目地に汚れが付きやすく、落としにくいものです。
キッチンパネルであれば硬質でツルツル、汚れ落としも楽です。
玄関ポーチの石張り工事
御影石です。
黒っぽい目の色合いが家の雰囲気とぴったりです。
本物の石は磁器質のタイルとちがい表情に味わい深さがあります。
ベランダの手すりも取り付けました。
素材はステンレスで錆の心配もありません。
このうえに外壁にあったような着色をします。
東向きで日当たりも抜群です。
見た目にはどうか??ですが、布団を干すのには最適な場所です。
内装工事もこれから漆喰塗り、和紙貼り、建具取付けと完成に向けて進んでいきます。
段々と美しくなっていくのが楽しみです。
でも、この家が完成すればお施主様のところに嫁いでいきます。
手塩にかけて育てた我が娘のよう・・