これからの住まいの当たり前②
職と住がつながる
「おうちで仕事」も当たり前の時代です。
「テレワーク」「リモートワーク」などと呼ばれるような、会社のオフィスでなく、
自宅や別の場所で仕事をおこなう働き方がポピュラーになってきました。
ウイルス感染症が収まっても、こうした働き方は今後一定の割合で残るでしょう。
うなると、これまでプライベート空間だった自宅に、オフィスとしての機能も必要になってきます。
折しも、ご夫婦共働きのご家庭が増えています。
仕事疲れの身体を休め、家事や育児の負担を軽くしてくれる家づくりも考えていきたいものです。
ワークスペースをつくる
自宅で執務するだけでなく、PC使った打ち合わせ や会議が一般化してくると、専用のスペースがほしくなりますよね。個室型なら遮音性も高く仕事に集中しやすく、オープンタイプなら場所を取らず多目的に使えます。空間を上手に活用してスペースを確保しましょう。
“家事らく”な家に
仕事が忙しいほど、家事をなるべく軽減したいと思うの は当然のこと。料理に片付け、 掃除·洗濯、ゴミ出しなど、毎日の家事は膨大です。家の中のレイアウトを工夫したり、便利な設備機器や家電製品を導入することで、少しでも家事の負担を減らしていきたいものです。
照明にこだわる
照明の明るさや光の色、種類、光源などを工夫すること で、部屋の印象は大きく変えられます。食事も仕事も同じダイニングやリビングで行うのなら、雰囲気を変えることでリラックスさせたり、仕事の効率を高められたりと、心身をコントロールできます。
住み替えも選択肢に
リモートワークのような働き方が定着すると、オフィスまで の通勤時間に縛られることなく住まいを選べます。住まいの広さや自然環境、ロケーションを優先し、郊外や地方 に住み替えも可能な時代になりました。都市部と地方を 行き来する二地域居住生活を実践する方も増えています。
2020.10 「家時間」をもっと楽しく
一般社団法人 住宅リフォーム推進協議会より一部抜粋