重たい家を支える基礎はとても大切です。
べた基礎工法は床一面を鉄筋コンクリートで一体化します。
鉄筋+コンクリートの2つを合わせて造ります。
鉄筋は引っ張りに強く、コンクリートは圧縮に強いのが特徴です。
それぞれの強みを生かして弱点は補いあって造られています。

鉄筋の太さ、組み立てる間隔、配置、本数、形状などはすべて構造計算により決めています。
写真の深く掘ったところも大切な意味があります。
必要なところを深堀して強度を高めています。

何でもないような鉄筋の先端部までUの字に曲げています。
これも施工上はまっすぐなところでカットすれば楽なのですが、これも強度を高める
ためです。
先端部をグルッとUの字に曲げることによりコンクリートとの接着面積が広くなります。
結果、コンクリートの強度が上がります。


先端部をまっすぐにカットすれば施工もしやすく楽ですが、こうして曲げるのとでは
コンクリートの強さが違ってきます。
鉄筋コンクリートはコンクリートと鉄筋とが密着する程度により強さが大きく変わって
きます。
付着応力と言いますが鉄筋の周りにコンクリートがしっかりと密着しておけば強いもの
になります。
このように網の目に張り巡らされた鉄筋にそれぞれコンクリートが密着していけばその
集合体として強いものとなります。
基礎コンクリートは大まかな工事のように見えてとても繊細な部分でもあります。
コンクリート工事、鉄筋工事をそれぞれに設計、施工方法に決まりごとがあります。
ひと工程づつ丁寧に組み立てていきます。



