エムズ通信 Aimss Journal

給水管、給湯管はシームレス

施工現場日誌

今は給水管、給湯管はほぼ継ぎ手のないシームレス配管です。

水道本管から家の中に入ればそこからはヘッダーと呼ばれる

ターミナルに入りそこから各部屋に継ぎ手のないパイプで伸

ばしていきます。

お湯も同じで給湯機から家の中に引込めばそこからお湯を使うキッチン、洗面

などにつないでいきます。

電車のターミナル駅のようなイメージです。

ここを始発で各部屋に向かいます。

キッチン、洗面、浴室、トイレ、洗濯、など必要カ所に向かって継ぎ手なしで

一本です。

将来、何かトラブルが発生してもメンテナンスが容易です。

漏水の原因のほとんどがエルボなどの継ぎ手部分です。

以前は塩ビパイプで一本の管を引張って、そのカ所・カ所でL、Tなどの

継ぎ手を使って枝分けしてつないでいきました。

また、長さも足らないので接続のための継ぎ手を使っています。

結果、たくさんの接続部分ができ施工が悪ければ漏水の原因になります。

将来にも不安を残す原因となっています。

 

■最近の漏水修理では大変でした。

2階に生活の場があり1階の天井から水が漏ってくると連絡をいただきました。

2階は生活の場、洗面、洗濯室、浴室、トイレ、キッチンがあります。

2階を見て、唖然・・ 洗面室の床はタイル張りです。

調査するのも大変です。

タイルをとることになりコンクリートを斫ってまた、ビックリ!

給湯配管をコンクリートで埋めています。

パイプの周りが水で濡れています。

原因はココ、パイプを持てばまたまたビックリ!!

パイプ接続部分にボンドがついていなくてスポッと抜けます。

 

こんなことはありえないことです。

建物は築50年ほど。

建築時からこんなことできたのでしょうか。

床コンクリートをすべて除かなければいけないので結果、洗面室、浴室を

リニューアルすることになりました。

そして、また分かったこと。

ほかの給湯管にもボンド付けはなく手で引っ張ればスポッと抜けます。

これはかなりずさんな手抜き工事です。

こんなことをなくすためにもシームレス管の必要性が高まります。

 

 

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