エムズ通信 Aimss Journal

給排水②壁給水(壁付け水栓)ってどうなの?

施工現場日誌

こんにちは、スタッフの吉田です。

前回は排水についてのお話をさせていただきました。

今回お話したい内容は、排水と同じく一緒に考える必要がある「給水」。

こちらも床から、と壁から、と方法が2種類あります。

 

最近SNSでも、この給水を壁からにし、水栓を壁付けにしている洗面台をよく見かけます。

実際に使い勝手はどうなのでしょうか。

今回はこの壁給水(壁付け水栓)についてご紹介させていただきます。

 

●壁給水(壁付け水栓)のメリット

①可愛い蛇口が多い。

   

コチラが壁給水。

壁から蛇口が見えてます。このようにデザイン性は抜群です!!

このスッキリとしたデザイン性から、造作洗面などで採用されるお客様も多いです。

 

②水がたまりにくいので掃除が楽。

壁からでているので、水が垂れて根元にたまることもありませんし、拭き掃除も簡単です。

水廻りの掃除は面倒でストレスを感じる方も多くいらっしゃいますよね。そんな方にはぜひ壁給水をお勧めします。

 

●壁給水のデメリット

①ホース付きにはできない。

ここがネックです。壁給水で壁から水栓が出ている水栓では固定のものが多いため、ホース付きの水栓が採用できません。

例えば大きな洗面台のボウルですと、髪の毛やほこりなどを掃除するときに水を救って流すことになります。

またシャワーの代わりに洗面台で髪の毛を濡らす、バケツなどに水をためる、など水の出てくる場所を移動したいのにできないところは不便と言えます。

 

②お子様は手が届かない

壁付けの水栓はハンドルも壁につけることになります。

この場合、背の低いお子様は手が届かなくなるため、手洗いが大変に。踏み台を使用しても、奥行がある洗面台だと足りない場合もあります。一人で手洗いができる高さにするためには、やはり下からの水栓を選択するのがベストでしょう。

 

②メンテナンスが大変

排水に比べるとメンテナンスの頻度は少ないですが、やはり水廻りはいつか故障や交換が必要になってくる場所。

配管の位置が隠れている壁給水は、その配管に不具合があった場合、壁も取り除くことになるので工事が大変になってしまいます。

万が一、、と考えるとどこか心配が残ってしまうので、エムズも基本的には床給水・床排水をご提案することが多いです。

 

床給水のメリット・デメリットは壁給水のまさに逆になります。

床給水はメンテナンス性が良く、ホース付きの水栓との相性がいいというメリットがありますが、見た目は下からの配管が見えてしまうためどうしてもごちゃっと野暮ったくなります。

このようにお湯と水、2本の給水管にさらに排水管が入ると3本も配管が見えてくることになります。

カウンターの下に配管が隠れるような収納がある場合は問題ありませんが、浮いているようなカウンターにボウルを置いたおしゃれな手洗いなどでは壁給水を採用することをお勧めします。

 

以上、壁給水(壁付け水栓)についてご紹介でした。

メリット・デメリット、どちらに共感できるかで給水方法や水栓の選択をしていただければと思います(^^♪

 

 

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