徳島では30年以内に東南海地震が発生する確率が80%超え。
年々とその確率は高まっていくようです。
新築でも耐震性能の向上は必須となりエムズでは耐震等級3が標準仕様です。
建築基準法では住宅の地震に持ちこたえられる強さを耐震性能により表され
ます。
大地震から住まいを守る基準は3通りあります。
1.耐震:建築基準法で決められている必須条件
(ガッチリと”力”で家を守るという工法です。大地震では縦揺れ、横揺れ
とありますが土台、柱、梁などを金物などによりガッチリと止付けます。
耐力壁などの構造体が、地震などの振動エネルギーを受け止めるために、
耐えれば耐えるほど構造体の損傷が大きくなります。)
2.制震:基準法で数値として表せないがより高い安全性を目指す場合
(耐震金物によりガッチリと止めているとはいえ地震により傾いたり、
柱、梁などが割れたりすることがあります。制震工法はこうした変形
揺れに柔軟に対応できるように油圧ダンパーにより揺れ、傾きを吸収
して建物の被害を抑えます。家具の倒壊などが少なくなります。)
3.免振:より高度な工法にて揺れを建物に伝わりにくくする方法
(工事費用か高く住宅にはほとんど使われていない)
N様邸では建築基準法では最高レベルの耐震等級3を満たしています
がより安心を求めて「制震工法」と取り入れています。
「耐震工法」と「制震工法」により大地震時の安心を高めます。
費用も安く大地震で家が倒壊しないまでも柱、梁、壁などが傷んだ時に
直す費用と比べれば雲泥の差です。
大地震の余震によって住宅の耐力壁が弱くなります。制震ダンパーは
耐力壁の強さを継続的に保つことができ、揺れが小さくなります。



こちらは耐震工法の耐震金物です。
ホールダウン金物:基礎と柱を緊結しています。
上下に揺れたときに基礎から建物が浮き上がらないようにします。

筋交いプレート金物
横揺れを支える”筋交い”を”柱”にしっかりと止付けます。


「耐震工法」の短所を「制震工法」の長所で補ってより安心な家になります。



