こんにちは!スタッフの野田です。
前回の続きです!
現場では大工さんが断熱材吹き込みの準備で、
不織布を受けとめる桟を張りめぐらせてくださっていましたが、その後どうなったかな~
背の高い大工さん、首を曲げながら下地となる桟を取付けていってくれていました💦
この上から不織布が張られ、中に断熱材セルロースファイバーを吹き込んでいくようになります。
天井はまだでしたが、壁は不織布がきれいに取付られておりました。
この中にどんどん断熱材を吹き込んでいくわけですね~!
筋交いになっている部分にもセルロースファイバーならピッタリと吹き込むことができるので
隙間なく断熱材をミチミチにいれることが可能です。
サッシについては、少し前にすでに取付済です。今日は少しだけ窓のお話を・・・(^^
UA値(断熱性能評価を表す数値)の為に南の窓を減らしたり小さくしたりすることで、
断熱性能を高める家づくりもありますが、エムズではそういったことはしておりません。
どうしてもUA値をとろうとすると、窓がネックになってきますが
数字だけに囚われて、窓を小さくしたり、なくしたりするのはエムズの設計ではしていません。
それよりも、冬時期の日射取得を優先し、南窓を大きくして熱を取り入れ、その蓄熱を生かして暖房効率を上げています。無垢床には蓄熱性能があり、日中にためた熱を夜ふんわりと放熱してくれるのです。
じゃあ夏場は?!となりますが、夏の太陽の位置と冬場の太陽の位置は違いますよね。
エムズでは南面の窓には庇を取付け、夏場の高度から照り付ける太陽光を遮断し、日射量を調整しています。
また、北や西は窓を減らしています。
使用するガラスについては、
南面には、日射取得型のLowーEガラス (LowーE膜が室内側)を取付
→適度に太陽熱をカットする(カットしすぎない)ので、冬場の陽だまり感を得ることが可能!
東西北面には、日射遮蔽型のLowーEガラス (LowーE膜が室外側)を取付
→冬場の寒さ対策だけではなく、夏場の遮熱対策にも効果的。
エムズでもこれを採用していて光を効率的に取り入れています。
夏冬合わせてUA値を計算していくことで、エムズのUA値は等級5を取得ていますので、ご安心ください。
良いものは全て外から入ってきます。
エムズでは窓を「日常の暮らしをリフレッシュさせてくれる装置」と捉えています。
窓は外部と関わる大切なツールであり、性能に振り回されて窓の役割を疎かにしてしまうのは勿体ないですよね。
そんな窓がたくさんあるお家なんて、外の目が気になっちゃう・・・という方にも
設計面ではもちろん窓の先の視線を遮る工夫をしておりますので、また是非そういうものを含めて
エムズのお家をご覧いただきたいなと思います♪
光が差し込んでくるリビングでは、暖かい雰囲気が写真からも伝わってきます(^^)
※9月28日、29日には構造見学会が開催されます。年明けには完成見学会を予定しております。
どこよりも丁寧につくる、エムズの「自然素材の呼吸する家」をこの機会に是非ご体感ください!