エムズ通信 Aimss Journal

支える、守る、根本。

施工現場日誌
基礎工事の完了です。 家の基礎は家の重さを支え、その重さをある 一方向に偏らないよう分散して地面に伝えま す。それにより大地震時の危険を防ぎます。 たくさん並んだアンカーボルトは地震時の建 物が横にずれるのを防ぐため、長く伸びてい る金物はホールダウン金物といい、主要な柱 にしっかりとボルトで固定して建物の浮き上 がりを防止します。   基礎が出来れば次は土台敷きです。 アンカーボルトを土台にしっかり締め付けま す。緩めば強度にも影響します。 土台から長く伸びている金物はホールダウン 金物。柱にしっかりと固定します。 柱位置にピッタリと合うように金物を設置す ることが大切です。 土台はすべて桧材を使っています。 桧はシロアリ被害を防ぐ特定樹種に指定され ています。ご家族の健康を守るために床下に シロアリ駆除の薬剤散布はしません。 土台と基礎コンクリートとの密着はありませ ん。土台の外周部は基礎パッキンといわれる 風通しのいい部材を使って基礎から土台を浮 かしています。江戸時代からあるネコ式換気 といわれる工法です。 シロアリ被害を受けやすい原因の一つに土台 の湿気があります。 基礎コンクリートはコンクリート自体の湿気 また、地面から湿気の影響を受けやすいもの です。なので土台が基礎コンクリートと密着 することにより湿気やすくなります。 その湿気を求めてめてシロアリが地中から基 礎に蟻道を作ってやってきます。 エムズの工法は床下を新鮮な空気が流れるよ うにしています。 全周換気工法です。 家の周りは常に新鮮な空気に触れています。 自然の風、空気は家を健康な状態に保つと共 に、遮熱、保温など室内を快適に温熱環境を 整える大きな働きがあります。 床下にはピッタリと断熱材を敷き詰めます。 断熱材と床構造用合板との間には2.5セン チの空気の層を設けます。この空気の層が 保温材の約割をしてくれます。 保冷などで使われるプチプチ、中は空気で す。保温材として優れた効果があります。 空気は高性能な断熱効果があります。 次の工程はいよいよ柱を立てていきます。  

 

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