冬の寒さを防ぐには床の断熱施工が非常に
大切です。その断熱性と共に大切にしている
ものがもう一つあります。それは「呼吸する家」
の理念のもと素材が呼吸することができること
を大切に施工することです。
床の断熱施工でも、断熱材と床構造用合板が
直接触れ合わないこと。
間に空気の隙間を設けます。
空気には優れた断熱性能があります。
600度にもなるタバコで断熱実験をしました。
指先を1センチの所まで近づけてもあまり熱を
感じません。これは見えないけれどタバコの熱
と指の間にある空気の保温力によります。
この空気の保温力は魔法瓶とか包装に使わ
れるプチプチなど他、よく利用されています。
永久にもつ大きな力です。
工業製品である断熱材と共に空気の力も借り
て断熱性能をより発揮します。
空気の断熱層として25ミリの空間を設けます。
構造合板と断熱材が直接触れ合わないことにより
結露防止にもなります。
空気の緩衝材があるので湿気がこもりません。
指定の釘で決められた間隔に打ちます。