エムズ通信 Aimss Journal

将来を見据えて

施工現場日誌

N様の新築も家の中では大工さんの木工事、外回りでは板金工事が進んでいます。

今、板金屋さんがガルバニウム鋼板を使って破風巻をしてくれています。

屋根の先、庇の先になる部分を破風、ケラバといいますが屋根と共に

太陽、雨、風など自然の影響を大きく受けやすいところです。

この部分は以前は木でつくり表面を塗装で仕上げていましたが、劣化が

激しく塗装が剥げて見苦しくなるのも早くなります。

表面の塗装の劣化が進めば次は木が腐り始めます。

最近では既製品があり使用が多くなっていますが、これも素材こそ違えども

表面は塗装仕上げになっています。

なので、塗装が劣化し10年もすれば見苦しくなります。

いずれも耐久性の向上が課題となります。

エムズではそれを解決するのがガルバニウムだと思っています。

ガルバニウム鋼板は耐久性に優れているので最近では屋根材としてよく使われています。

素材はアルミニウム55%と亜鉛合金43.4%で構成されています。

破風(トイがついている部分)、ケラバは見える部分としては少ないですが年月の中で

劣化が進めば見苦しくなります。

塗装の塗り替えをするにしても高いところなので足場が必要となります。

結果、少しのことなのに費用は多額になります。

 

こうしてガルバニウム鋼板で巻いていれば高耐久、メンテナンスサイクルも長くなります。

軒天に杉板を張っているので本来であれば木のままで使いたいのですが将来のことを思え

耐久性に優れているガルバニウム巻きを採用しています。

 

 

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