K様宅も新築より5年を迎えました。
忘れもしない出来事。
上棟日の朝は初夏の青空の広がるいいお天気でした。
・・・が、お昼から急に雲行きがあやしくなり土砂降りの大雨になりました。
丁度、お昼を食べている時、「あれ、曇ってきたな・・」と言ううちに次第に空が
暗くなってきました。
棟梁の東野さんはお弁当も横に置き、大急ぎでブルーシートを片手に屋根に上っていきました。
上棟日のこと、まだ屋根も骨組みだけの危ない姿です。
そんな中でも大工さんたちは手際よく覆いをしてくれました。
お蔭で大切な構造材も広くブルーシートで囲われ、たいして雨に濡れることもありませんでした。
棟梁はじめ大工さんの姿を頼もしく思った出来事でした。
庭の木もしっかりと育っています。芝生もきれいに手入れが行き届ききれいです。
5年目の定期点検。
1.床下
2.屋根裏
3.水廻り
4.木製・アルミ建具
5.床鳴り
6.天井、壁の傷み
7.外回りの排水
などを主にチェックします。
中でも一番重要なのは床下です。
お客様の目に触れることもなく、被害があっても知らない間に状況は進んでいきます。
1.漏水はないか
2.基礎の割れはないか
3.土台など木部の割れ傷みはないか
4.シロアリの蟻道はないか
5.束のナットの緩みはないか
6.断熱材の不具合はないか
などが重点チェックポイントです。
点検は現場責任者である幸津監督が自らします。
床鳴りは束のナットの緩みにても発生します。
念入りにチェックしていきます。
屋根裏チェック。
構造材を留めているナットの緩みはないか。
5年目の定期点検も異常ありませんでした。
病気は早期発見、早期治療が何より大切だといわれます。
住まいも同じです。
住まいはご家族の幸せを育む場。
これからもご安心してお住まいいただけますよう尽くしてまいります。