エムズ通信 Aimss Journal

初めてのお客様より「床下で漏水していて困っている」と電話を

いただきました。

さっそく、お伺いして床下を調査してみれば水道管が裂けて水が

噴き出しています。

もう、何年も経っているのかパイプの周りは水道水に含まれる

石灰分が附着して白く結晶になっています。

今回の発見は訪問販売の業者さんが「無料点検します」と飛び込

みで来て床下に入り発見したようです。

業者さんが修理をしようかと言っていたようですが、娘さんに話

をしたら「そんな知らない人に床下に入らせないで」と言われた

そうです。

確かにそうだと思います。

床下には湿気を防ぐつもりで？敷き詰めたのか、床下全面にシート

状のものを敷いています。

これも床下での水漏れなどなければいいのですが今回のように長年に

わたって水漏れしていれば逆に湿気を包み込むようになり悪循環です。

湿気を取り除くよりシートにしみ込んだ湿気は浸透して地面にも水が

しみ込み乾きを悪くします。

これなども家の人にはわからないこと、もっともらしく言われれば

納得するのでしょうか。

さっそく漏水修理をさせていただきました。

床下は普段目にすることができないので漏水があっても

対処ができません。

床下に入ることはままならないので早期発見の方法としては

水道メーターなどを見ればわかりやすいです。

多量の漏水は水道局の検針員さんからも教えてくれます。

 

こうした床下での敷物、換気扇取付、耐震に効果があるなどと言って

金物をつけるなどは手を変え、品を変えて取付しているのを時々見かけます。

今、耐震改修工事をしているお客様宅で床下の換気にと換気口に電気の

換気扇を取り付けています。

何年も前に業者さんに勧められて取り付けたようです。

その換気扇が「取付してからすぐに動かんようになったんよ」言われます。

もう、何年も床下の換気のための出入り口を塞いだままになっていて逆効果。

  

機能しなくなった換気扇を取外し

自然の風が入る換気口を取り付けます。

床下を見ればカビだらけ。

屋根とか床下とか見えないところには危険がいっぱい。

安易に信用しないことが大切です。

ご心配事がありましたらエムズに相談ください。