これから始まる基礎工事に先立って地盤改良工事をしました。
建物は鉄骨3階建てです。
木造に比べて建物の重さがずいぶんあります。
将来、地盤沈下や部分的な陥没、建物の傾き、こうしたリスクを回避するための
改良工事です。
大切な住まいを守るための初めの一歩です。
地盤改良方法にはいくつかの方法がありますが、今回採用は「砕石パイル工法」です。
砕石パイル工法というのは、小さく砕いた天然石を地面に詰め込んで形成した石柱(パイル)
を使い地盤を補強する工法です。固化材などを一切用いていないにもかかわらず、軟弱地盤に
も適応可能で地盤の支持力を高められるのが大きなメリットです。地震などの揺れにも強く、
水はけもよいため、液状化を防ぐ効果も期待できます。
杭打ち工事も完了。
これで、やがて発生すると言われる東南海地震に対しても安心です。
次はいよいよ着工、基礎工事にかかります。