先日、「雨漏り調査」のタイトルでご紹介させていただいたS様邸。
外壁をめくってみると・・・
通常、下地の防水シートは雨水が入り込まないように、窓サッシ等の下に引き込みます。
エムズでは防水シートの端は両面テープ等でしっかり留めて、その上にサッシ等を取り付け
ます。さらに胴縁(押さえ板)でシートが浮かないように押さえます。
しかし、S様邸はそのような下処理が見当たらず、防水シートはサッシの縁で切り落とされて
いました。なのでコーキングが切れてしまったときに、そこから雨水が浸入し、真下にある
1階の部屋まで伝って窓の上に雨水が出てきていたようです。
この窓の下にある柱には雨のシミができていました。
今後はこのような心配なことが起こらないように、入念に下地処理を施します。
家にとって雨漏りは大敵です。
数年後・・・十数年後・・・困ったことにならないように、下地処理って本当に大切です。