家の”要”である基礎工事。
今日は一番重要なポイント、立上り、床のコンクリートの打設工事です。
エムズの基礎は「べた基礎一体打ち工法」です。
これは何かといえば基礎は「床」と「立上り」で構成されていますが
建物の外周部を床、立上り壁を一体とするものです。
(一般的に多いのは床と立上りを別々にコンクリートを打設するものです。)
べた基礎一体打ち工法のメリットは
1.コンクリートの打ち継ぎがないので水害の心配はない。
2.立上り、床と一体になることにより強度が増す。
3.打ち継ぎからのシロアリの侵入などはない。
4.継ぎ目がないので外周部基礎の美観に優れている。
立上りコンクリート打設
大切なのはバイブレーターという振動機にてコンクリートが型枠内に密に入ること。
締固めと言いますがコンクリートが密に詰まっていないとポツポツと穴が開いたよう
な状態になりコンクリート強度が高まらず、美観も損なわれます。
床コンクリート打設
床コンクリートの打設でもバイブレーター振動機を用いて密に組まれた鉄筋の中にも
十分にコンクリートが流れ込むようにします。
コンクリートを流し込むだけでは鉄筋との間に隙間ができコンクリートの強さに
影響します。
コンクリートを既定の高さまで打ち込めば左官屋さんによる仕上げ作業に入ります。
鏝ならしと言いますが平滑に仕上げていきます。
基礎コンクリート工事の大一番、無事にすべてのコンクリート打設を完了しました。
次の工程は中に立っている鉄筋に沿って間仕切り壁をつくります。
コンクリート打設後しっかりと乾かすことが大切です。