工事も仕上げ段階に入りました。
木の家「呼吸する家」では内装仕上げ材も珪藻土、和紙
杉板などの自然素材です。 一部トイレでは汚れなどを
考慮してビニールクロスを使っています。
「呼吸する家」では構造、断熱も無垢材、木質繊維の
セルロースを使うなど自然素材、呼吸することにこだ
わっています。
「呼吸する家」空気の通う家と言っても断熱性能にも
こだわりがあります。性能評価基準でも温熱等級4を
確保してそのレベルは最高等級です。
これから寒い冬を迎えますが来年の今頃には心地よさ
を体感していただけることと思います。
暖かさを追求すると共に「寒さを残しながらの断熱と
省エネ」といった気持ちも大切にしたいと思っています。
今、クロス工事をしていますがその施工方法も業者
さんによって違いがあります。仕上がりの良し悪し
は下地処理をどうしているかによって変わります。
ビニールクロスであればそこそこで大丈夫ですが
とくに和紙クロスはデリケートなので凹凸をなくす
丁寧なパテ処理が必要です。
施工方法もビニールクロスとは違うところがあり
施工できる職人さんも少なくなります。
下地処理は手間がかかります。
小さな凹みを細かくチェックしてパテを込んでペーパーで
擦ってなめらかな表面にします。(これが大事です。)
業者さんによればこのプラスターボードを止めている
ビス穴を埋めないところもあります。その方がずいぶ
んスピードアップします。
どちらかと言えばそちらの施工が多いかも?
パテ処理前
パテ処理後
和紙クロス張りが段々と進んでいきます。
和紙はビニールと違って味わい深く感じます。
段々と部屋がきれいに仕上がっていきます。