県道に面したO様邸。
外壁、軒庇が今にも崩れそうで大変危険!
そこで全面改修の依頼をいただきました。
外壁にはひび割れがいっぱいです。
少しの地震で壁が落下しそう。
もし、壁が落下して通行人にでもあたれば大変なことになります。
外に面する壁はすべて剥がしてきれいになりました。
壁の中の木材も雨水の浸透でひどい状態でした。
残ったのは既存の柱、梁などの主要部分のみです。
新しくした壁には軽量のIGサイディングを張りました。
軽量なので柱、梁などにも負担が少なくなり安心が増します。
外観もスッキリとしました。
結果、O様にも喜んでいただきました。
程度の差こそあれこのような事例はちょくちょくあります。
下の写真のような、コンクリートの破片が当たれば即死です。
街中では思わぬ危険がアチコチに潜んでいます。
コンクリート、外壁、屋根瓦、看板などいろいろです。
写真のようなコンクリートの割れは爆裂(ばくれつ)と言います。
原因は内部にある鉄筋が錆て膨張しコンクリートを外に押し広げます。
コンクリートの中にある鉄筋は基本的に錆びることがないのですが、鉄筋の周りに
適切な厚みのコンクリート(かぶり厚さ)がなければ風化され、錆の原因となります。
結果、このような状況になります。