エムズ通信 Aimss Journal

”ナフサショック”を乗り越えて

施工現場日誌

断熱材には屋根、壁は”セルロースファイバー”を使い床断熱には石油系の

スタイロフォームを使っていました。

でも、工事着手前にイラン戦争によるナフサ問題でスタイロフォームが

入らなくなりました。

これは大問題。

床断熱材は上棟前の早い段階で必要になります。

これが入らないとなると工事が止まってしまいます。

一大事です。

幸い、主に使っているのセルロースファイバーはそうした影響を受けていません。

そうだ! 床断熱もセルロースファイバー断熱にすることにしよう。

以前から石油系断熱材の使用をやめたかったのですが使い勝手の良さから

いままで当たり前のごとく使っていました。

今回、床断熱もセルロースファイバー断熱にすることにより構造的なものは

ほぼ自然素材の「木の家」になりました。

”ナフサショック”のお陰で気が付かなかった性能向上に大きく前進しました。

床にセルロースファイバー断熱施工するのにはを屋根、壁と同様に両面不織布を

張った中にセルロースを吹き込みます。

そこで一つの問題が、下面に張られた不織布がセルロースファイバーの重みにより

下に垂れ下がることです。

でも、問題解決。

対策として下面に下がり防止の板を張ります。

その上に不織布を張れば垂れ下がり防止になります。

下部の不織布張りが完了すれば次に上面の不織布を張ります。

ぴっしりときれいに張れました。

この中にセルロースファイバー断熱材の吹き込みをします。

隙間ができないように丁寧に吹き込んでいきます。

しっかりを吹き込み完了。

そうそう、もう一つの問題点はキッチン、洗面、トイレなどの水まわりは

床が張れたのちに排水管、給湯・給水管などを通すための穴を開けます、

不織布に穴を開ければポロポロとこぼれ落ちて断熱性能上よくありません。

それと、床下が落ちたセルロースで汚れます。

 

その対策として水まわりの配管部分には石油系断熱材を使います。

ナフサショックは住宅業界でも大問題です。

石油系の資材が入手困難。

工期の遅れ、値上げラッシュに見舞われています。

 

エムズでは構造材では無垢材のヒノキ、杉の木。

断熱材ではセルロースファイバー

 

内装材も

床:無垢フローリング

壁:漆喰、和紙

天井:漆喰、和紙、杉板

 

外部では

外壁:ジョリパット塗り(左官仕上げ)

トイ:ガルバニウム  (一般的には塩ビトイを使っているので製品難)

 

など、ほぼ自然素材を使っているので石油製品よる影響は極めて少なくすみます。

工事も滞りなく進んでいます。

自然素材の「呼吸する家」です。

 

 

 

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