こんにちは、スタッフの吉田です。
最近ご要望も多い壁掛けテレビ。
最大のメリットは、「見た目がスッキリすること」でしょうか。
配線類がすべて壁の中に入り、脚もなくなるためとってもスッキリして見えます。
そして二つ目は、「倒れないこと」!
去年、我が家で起こった大事件。奮発して買ったばかりの大型テレビを子供に倒され、
破損して液晶にヒビが入りました。もちろん映るはずもなく過失による破損は保険も利かず!
あの悲劇を味わった私からすると、この倒れない工夫は小さなお子様のいるご家庭では絶対に必要だと思います。。。
そんな壁掛けテレビですが、ではテレビ台はいらなくなるかというと、一概に言えないんです。
DVDなどのデッキ類を繋げたい場合、テレビ台がないと結局近くに棚等を置いて配線をつなぐということになります。
それならいっそのことテレビ台の方を置く方がいいかもしれません。
今回の現場では、お施主様のご希望で壁掛けTVを取り付ける予定なのですが、
デッキ類の収納を備えるにはどうすればいいかを考えました。
テレビ台を置くとその分圧迫されるのでテレビ台は置かない計画です。
そのため壁の中にデッキ類を収納するスペースを設けました。
この左側にある格子の扉の中です。ここにデッキ類を入れて、線を繋ぎます。
リモコン信号が届くように格子にしています(*^^*)
壁はだいたい12センチくらいの厚みなのでデッキ分の奥行をどうやって確保したかというと、、
裏は玄関のシューズクロークの収納棚になっていて、
その部分の壁をトンネルのようにリビング側と繋げることで、この奥行を確保しました。
テレビからこの収納まで配線をどうやってそこまで持ってくるのか、など
沢山試行錯誤しました(^-^;
テレビ台を置かないことで、広々としたリビングになり、
ほこりがたまらないのでお掃除も楽々です!
テレビの配線ひとつでも、細かいところまで計画すると印象が全く変わってくる。
そんな所に設計に携わる楽しさを感じます(^^♪