エムズ通信 Aimss Journal

ガッチリと!

施工現場日誌

基礎工事の手順。

掘削が終われば次は湿気防止の為の防湿シー

トを敷きます。地中からの湿気が家の中に及

ばないようにします。

単にビニールを被せているようでもビニール

の厚さ、かかりしろなど建築上の仕様基準が

あります。一つひとつチェックをします。

次は捨てコンクリートを打設します。

このコンクリートは捨てとつく呼び名の如く

建物を支える役割はしていませんが、大切で

す。この役割はこれから形づくっていく鉄筋

の位置、間隔、ベースコンクリートの厚さ、

などを設計通り確保するために均一に、平滑

に仕上げます。捨てコンクリートが凹凸が大

きく雑にしてあれば次の工程である鉄筋、コ

ンクリートの施工品質に大きく関わってきま

す。なので、捨て・・とついていますが大切

な役割なのです。

捨てコンクリートが平滑であればその上に組

む鉄筋もきれいに組みあがります。

職人さんの作業が終われば幸津監督の鉄筋検

査です。設計通りの間隔で組まれているか、

太さはどうか位置は正しいかなど細かくチェ

ックしていきます。

鉄筋検査が合格すれば第一回目のベースコン

クリート打設です。

コンクリートも流し込むだけでなく振動バイ

ブレーターを使って密にコンクリートがいき

わたるように、鉄筋に絡みつくように突き固

めていきます。

基礎は建物を支え、大きな地震にも持ちこた

えるような大切な役割があります。

見た目は大らかな工事のようでも、それはデ

リケートな作業なのです。

 

 

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