こんにちは、スタッフの吉田です。
今回はキッチンのカップボード(食器棚)についてお話をしたいと思います。
食器をしまうだけではなく、最近はカウンターとなっている部分に調理機器を設置するカップボードが主流になってきました。
よく検討せずに購入してしまうと後悔に繋がるので、事前にシミュレーションをしておくことをお勧めします!
これからカップボードを購入予定の人は、ぜひ参考にしてみてください(^^♪
カップボードでチェックする3つのポイント
カップボードを導入したときに、よくある後悔ポイントは大きく分けて3通りあります。
それは、「①横幅 ②奥行 ③カップボードのタイプ」の3つです。
今回はこの3つについて詳しく解説していきます。
①カップボードの横幅
まず1つめのポイントは、カップボードの幅です。
横幅は家電の数と収納量で決めます。
まずは上に置きたい家電の数と幅を試算しましょう。
また、家電同士の距離が近いと見た目も使い勝手も悪くなってしまうので、5cm程度離して置けるくらいの余裕をもっておきましょう。
次に何をどれくらい収納したいかを想定します。
狭すぎても収納が足りなくて困りますし、広すぎても持て余してしまうので事前の検討は大切です。
食器が少ない家族であればカップボード自体を小さくしたり、サイズはそのままで書類や掃除グッズ、食品・調味料のストック置き場として活用してみるのもいいでしょう。
私も実際の食器の収納はそこまでないですが、食品や調味料ストックにしています。ホコリもかぶらず、引き出しやすいのでとても便利です。
実際に住み始めると何かと収納するものが増えるので、全体の7~8割が埋まる程度で想定しておくのがおすすめです。
②カップボードの奥行
2つめは、カップボードの奥行です。
カップボードの奥行きは家具が安定して置けるか と、キッチンの通路幅の快適さ に関係します。
奥行を失敗すると料理中にストレスが溜まってしまうことも。
まずカップボードの上に置きたい家電の奥行を測りましょう。
例えば、大型電子レンジのヘルシオは奥行きが50㎝近くあるため、これを置くにはそれ以上の奥行きがあるカップボードが必要です。
次に通路幅を考えます。
キッチンの通路幅は何㎝がベストでしょうか。
これは、普段キッチンをどのように使うことが多いかによって異なります。
例えば、キッチンをメインで使う人が1人かつ小柄な場合、通路幅が広いと振り返った時にカップボードに手が届かない可能性があるでしょう。
一方で、通路幅が狭いキッチンに2人で立つ場合には、すれ違う度に窮屈な思いをすることが想定できます。
そのため間取り図と生活スタイルを照らし合わせて、自分たちに合った通路幅を検討してみてください。
ちなみに、一般的に家族で住む場合には最低でも80㎝は必要と言われています。
エムズでは90cm、冷蔵庫など出っ張りがある or 余裕を持たせるときは100cmにしております。
③カップボードの形
最後のポイントは、カップボードの形です。
カップボードは全面収納タイプや家電収納タイプ、オープンタイプなど様々な形が販売されています。
形で後悔する人の特徴として、ゴミ箱スペースを確保できなかったこと が挙げられます。
収納面だけでカップボードを選んでしまったり、冷蔵庫とのスペースの兼ね合いが上手くいかなかったりすると後悔する可能性が高くなるでしょう。
特にゴミ箱は生ごみやペットボトル、燃えないゴミなど分別ごとに個数が増えていったりするので、置き場に困らないように考慮する必要があります。
①カップボードのサイズ ②冷蔵庫のサイズ ③ゴミ箱のサイズと個数 の3つを頭に入れて横並びにしても問題ないかシミュレーションしてみることをお勧めします。
以上、カップボードのポイントでした。
参考にしていただけると嬉しいです(^^)