「呼吸する家」
真冬の朝、”ふんわり暖かい”・・・長野様の表現です。
今、その環境づくりの一つ。
断熱工事中です。施工は木質繊維系のセルロースファイバー断熱。
特徴 1.断熱性能 冬ふんわり暖かく、夏涼しい快適空間
2.調湿性能 湿度を調整し、快適な室内
3.吸音性能 騒音を抑える
セルロースファイバーが壁の隅々までいきわたるように吹き込んでいきます。
セルロースファイバーの欠点でもある沈下を防ぐために固くしっかりと吹き込みます。
断熱工事が完了すれば室内の造作工事は進んでいきます。
使用する木材はすべて桧、杉などの無垢材です。
この「木」も湿気を吸うたり吐いたりと呼吸しています。調湿機能があります。
山から我が家へ。
「木」の姿かたちは変われども、こののちもご家族と共に生きていきます。
この家で・・
「呼吸する家」の大切なこと。
それは密閉住宅にしないということです。
単に断熱性能を上げるだけであれば密閉住宅すれば簡単。そして断熱材は石油系断熱材を吹き付け、充填、ピッタリと張り付けるなど。こうすればコストも削減、工事も早くできます。でも、密閉空間になるので室内の空気の入れ替えが重要です。そこで24時間換気システムに頼ることになります。
「呼吸する家」では、室内と外との微かな通気性があります。
適度な調湿機能はセルロースファイバー断熱、木、自然素材などに備わっています。