今、会社の改装工事をしています。
既存の外壁をすべて新しく張り替えます。
20年ほどになるサイディング張りは亀裂が
でき、かなり傷んでいます。
このコーキング部分の亀裂が雨漏りの原因、
家の腐朽の原因になります。
亀裂部分から雨水が侵入して中の木は腐って
ひどい状態です。
メンテナンスを後らせ、亀裂をそのままにす
ればこんな状態になります。リフォームでは
よく見かける状況です。
今日は大工さんが塗壁のジョリパッド部分を
剥がしてくれました。
下地材はデラクリート板です。
大工さんが何やら言いながら取り外しをして
います。「これ、固いで~」「固いわ~」と
フウフウ言いながら解体してくれています。
エムズではジョリパッド(塗り壁)を標準的
に使っています。この塗壁の下地板はデラク
リート板です。外壁一面に張ります。
塗り壁の一番の天敵は外壁のひび割れです。
いろんな外壁材がありますが今使っている
デラクリート板が一番丈夫だ、との思いで
9年前から使っています。お蔭で今まで一
軒もひび割れの発生は見られません。
今日、デラクリート塗壁の解体をしているの
を見てうれしくなりました。私の思いに間違
いはなかったと。
河野大工さんは剥がすのにかなり苦労してい
ます。逆を言えばそれだけ丈夫に止まってい
るということです。
セメント板の間にメッシュが2枚サンドイッ
チされています。これがセメントと絡み合っ
てかなり丈夫です。
耐震性能向上も間違いなし!
弾力性もあり、クネッと曲がっても仕上げ材
であるジョリパッドは割れません。
止付けのビスが取れません。
しっかりと外壁に絡みつき耐久性があり粘り
あり、コーキングレスにもなり、そして美し
い仕上がりを保て、自信をもってお勧めでき
る外壁材です。
・・と、解体シーンを見ておもいました。