下地板の取り付けをしています。
この上に外壁材のデラクリート板を張りますが、板の厚さだけの隙間ができます。
この隙間が土台から屋根頂上に向かって熱気を排出する為の空気の通り道になります。
真夏には屋根が熱せられて温度が約70℃~80℃にもなり、地面との温度差がか
なりできます。
屋根の熱せられた空気は軽くなり地面から上に向かっての上昇気流が発生します。
この上昇気流が壁の熱を運んでくれます。
真夏の熱遮をやわらげ、かつセルロース断熱材による断熱性により室内を快適な
環境に近づけてくれます。
「自然素材の呼吸する家」にはとても大切なワンステップです。
自然の空気の力を利用し、自然の現象を活かします。
そしてランニングコストは0円、耐用年数は永遠です。



