エムズ通信 Aimss Journal

「呼吸する家」の要

施工現場日誌

家の快適さを大きく左右する断熱工事。

エムズではセルロースファイバーを施工しています。

「呼吸する家」のキーポイントです。

壁と屋根にぎっしりとセルロースファイバー断熱材を吹き込みます。

先ずは外周、屋根断熱では外側(屋根側)に防水シートを張ります。

これは万一雨漏りがあったときにセルロース断熱材の中に雨水の侵入を防ぐためです。

次に内側に不織布を張ります。

この間にセルロースファイバー断熱材を吹き込んでいきます。

屋根断熱の吹き込み状況

壁も吹き込みます。

隅々までセルロースがいきわたるように隙間なく

吹き込み完了!!

セルロースファイバー断熱の特徴は健康、環境に配慮された材料です。

セルロースの素材は新聞紙を粉砕、加工したもので、その元は木(セルロース)の繊維です。

石油製品ではないので健康的、また万一火災の時にも有害物質を出しません。

そして、なんと言っても通気性があること。

写真はセルロースの断面を顕微鏡で見たところです。

たくさんの空気層を含んでいます。

この空気層が通気性がありながらふんわりとした温かさを保ってくれます。

羽毛のようなものです。

羽毛もふんわりとした空気層があるから軽くて温かさがあります。

空気は高性能な断熱材の役割をします。

エムズの”呼吸する家”にはなくてはならないものです。

家の中と外とがかすかな空気が行き来ができます。

室内の内装材には漆喰、和紙、木などの空気の行き来を妨げないものと使います。

セルロースファイバー断熱の特徴

1.断熱性能

2.結露防止・調湿性能

3.防音・吸音性能

4.難燃性能

 

最近では高気密・高断熱といって家の中を密閉してしまうことに重きを置いている

工法を良く聞きますが、人の生活する環境を隙間なく密閉してしまうことは疑問です。

気密性能の数値を競うあまりその中で暮らす家族のことを置き去りにしているのでは?

と思うことがあります。

冷蔵庫の中のように密閉して、その中では生活できないので機械により換気をコント

ールします。

24時間動くことが義務づけられていますが・・

でも、その機械は何年もつのでしょうか?

トータルの電気代は?

家の中に張り巡らされた管の中の掃除、ンテナンスはできるのでしょうか?

そもそも汚れた空気を排出するパイプです。

雑菌、バクテリア、カビなどは大丈夫でしょうか?

家じゅうに張り巡らされたパイプに将来に不安を残すことになります。

 

機械に頼る家づくりではなく、自然と共に生きる家づくりをエムズはめざします。

 

 

 

 

 

 

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